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zoom RSS それぞれの「戦い」と、それぞれの「勝利」

<<   作成日時 : 2011/06/21 21:53   >>

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明日から5日間、「介護予防運動指導員」の研修です。

土日は休みですが、水木金と3日間、機能訓練に期待を寄せて頂いている利用者の皆さんには、申し訳ないと思いますが、この5日で学ぶことがフィードバックできれば…と思います。

毎日が全力投球で、帰宅後はクタクタですが、それなりの結果も出始めています。

結果が出れば利用者さんたち、皆さんのやる気も違ってきますよね。

現在の私の仕事内容は、大きく二つに分かれています。

一つは、デイサービスでの機能訓練。

もう一つが、「介護予防事業」における運動指導です。

「介護予防事業」での認知予防の方もいらっしゃいましたが、その方は5月に卒業され、現在は介護予防運動の方のみとなっています。

「介護予防事業」では、「特定高齢者」の認定を受けるための検診が必要となります。

これは、簡単に行ってしまえば…、「介助・介護」までは至っていないということです。

一方、デイサービスは介護保険の範疇ですから、これは「要介護」または、「要支援」の認定が必要となります。

実感としては、デイも予防も、どちらも大きくは変わらないという印象です。

ロコモティブシンドロームと言えば、ジムではほとんどの方が「変形性膝関節症」でしたが、介護の現場では、膝の問題よりも、腰の変形や脊椎管狭窄症、あるいは、神経障害による足裏の感覚麻痺が深刻です。

実際には、膝よりも、腰椎や足裏の神経麻痺の方が問題だということなんですよね。

足裏の感覚麻痺と、高齢ドライバーの、ブレーキとアクセルの踏み間違い事故は、決して、無関係ではないと思いますね。

足裏の感覚麻痺…、これは、糖尿病とも密接な関係があります。

気をつけなければいけませんね。

ラバーマットや、バランスディスクを使って、あえて、アンバランスな状況を作り出し、その上で、バランスを取っていただくようなエクササイズが皆さんに好評です。

デイの現場では、「転倒」は絶対に回避しなければなりません。

もしも機能訓練の最中に転倒させてしまえば、「辞表」…、または、それ以上の責任があります。

特に、片麻痺の方の歩行訓練では、絶対に油断はできません。

「重心」が「支持基底面」の外にいかない限り、転倒リスクは極めて少ないのですが、館内歩行(通常120歩ほど)が2周、3周となるうちに、「疲労」が蓄積され、リズムが乱れてきます。

そんな時が、要注意です。

緊張と集中の毎日ですが、利用者さんの機能の回復が認められると、私もうれしくなってしまいます(笑)。

人差し指だけでなく、中指、薬指も動いた方。

平行棒で自立起立できた方。

初めて、館内連続2周歩行できた方。

それぞれの「戦い」があり、それぞれの「勝利」があります。

糖尿病も、全く同じですよね。

状況は、まさしくそれぞれです。

A1cの絶対値と合併症は必ずしも一致しないし、糖質制限すれば、誰でも、正常化するわけでもいありません。

私のように、10年以上コントロール不能であっても、合併症が出ない場合もあるし、いくら糖質制限しても、5%台にはならない状況もあると思います。

「勝利」は小さくて良いと思います。

これを、積み重ねていきたいですね!




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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
 私の母がお世話になっている老人ホームにも、糖尿病性神経障害のせいで車椅子の生活になっていらっしゃる方が何人もおられます。
 足の痺れや痛みに襲われると、とても辛そうです。介護スタッフの方が一所懸命マッサージして、やり過ごしています。

 先日も、そういう方に、理学療法士さんと介護スタッフさんふたりがかりで立ち上がりの訓練をされていました。認知の問題はない入居者さんなので、ご本人は拒否されるんですよね。それをなんとかなだめすかし、おだててやる気にさせて・・・二人介助で、10秒x3回ですよ!
 たった10秒x3回がやっと・・・
 見ていて、ああ自立は遠い、と思いました。

 そういう高齢者の現実を知らない人が多いのでしょうね。知っていたら、運動する人はもっと増えるはずだと思います。
えいりあん
2011/06/22 21:57
町を歩いていると、太っている方をよく見かけます。私が心配するのはそれだけ太っていると膝に負荷がかかりすぎて歩くのが困難になると思うのです。現に太っているので杖をついたり荷車で歩いている女性をよく見かけます。
しかし、そういう方が痩せるのは至難の業なんでしょうね。肥満対策で歩いている方もよく見かけますが、まず食事療法が先決と思うのですが、それができるのならということなんでしょうね。糖質制限も始めてみるとそんなにしんどいものではないと思いますが、周りで実行する糖尿病患者の方はおられません。何でかなあと思いますが。なんか一抹の寂しさを感じますね。
生駒山
2011/06/23 08:40
えいりあんさん、こんばんは。

仰る通りです。

実は介護予防は、中年期から始まる…と、考えています。

是非、皆さんに運動習慣を持っていただきたいと思います。

貯筋は、多い方が良い(笑)。

リハビリで結果を左右するのが、なんといってもご本人のやる気です。

結果が出れば、同じチームでやっている私も、本当にうれしく思います。

先日も、寝たきりの81歳の女性が、平行棒で自立起立し、30秒ちかく保持しました。

この方にとっての起立は、ほぼ、最大筋力を使っていると思います。

「筋肉痛…ありません?」と聞くと、「あるよ(笑)」と、明るく答えてくれます。

それでも、「歩きたい!歩けるようになるかな?」と仰います。

最初は、私も、明確には答えられず、「段階的に頑張りましょう」と曖昧に答えていました。

しかし、今は、ひょっとしたら…と、この方と同じ夢を描いています。

教えられる事ばかりです。

sho
2011/06/23 21:29
生駒山さん、こんばんは。

体重が重ければ、膝の負担が増します。

それは、間違いありません。

杖を使ったり、手押し車を使って歩いている方には、実は、別の問題点があることが多いんですよね。

腰の問題だったり、足裏の感覚麻痺だったり…。

栄養の問題も、気付きがあります。

この辺りは、後程、記事にしたいと思います。

今から「貯筋」に励む生駒山さんは、「正解」ですよ(笑)!
sho
2011/06/23 21:40

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