先日、親戚に不幸があり、葬儀に出席するため、仙台に行ってきました。 亡くなったのは、従兄です。 享年66歳(実年齢は64歳)でした。 体がだるい。 冷房病なのか…寒い。 自覚症状は、せいぜいこれ位だったそうです。 それでも、家族に勧められ、検査入院。 14日に入院して…20日に亡くなったのです…! 腎臓がんでした。 おそらく、1か月前に検査しても発見できなかっただろうし、仮に、がんが見つかっても、治療は困難だったということです。 非常に珍しく、症例の極めて少ないがんだったようです。 まるで、キラー細胞にように、恐ろしいがんです。 血液が流れず、血管が、まるでウインナーソーセージの様になってしまうと聞きました…。 実質、たった5日で、人の命を奪いました。 宿主の人が亡くなれば、がん細胞も死滅します。 まるで、がん細胞が、あまりにも激しい自分自身の増殖を、自ら止めてしまったかのようです。 彼は、仙台で75年続く、老舗の寿司店を営む、2代目の親方でした。 入院する前々日の12日まで、寿司をにぎっていたそです。 寿司職人歴は、40年になります。 まさに、PPK…でした。 壮絶な病に屈しましたが、直前まで職人を貫き通した見事な生きざま、そして、死にざまだったと思います。 あらためて、人生の無常を噛みしめてきた仙台行でした。 葬儀場は、市の霊園を併設しています。 そこには、父の弟、私にとっては叔父のお墓があります。 従兄弟ともども、お墓に参ってきました。 また、父の姉夫婦にも会ってきました。 二人とも90歳を超えています。 誰でも必ず通る道ですが、それが何時なのかは分かりません。 90歳を超えた叔父叔母、64歳で人生を閉じた従兄、生きていくことは、簡単ではありませんが、あらためて、自分の人生を精一杯生き切ろうと、思いました。 私自身、何をやりたいのだろうか…。 「やりたいことをやる」、それは思いのままに、奔放に生きるということではありません。 それは、志を貫いていくことだと思います。 私に「お迎え」の使者がくる、その日まで、志に従って生き、世の中に幾ばくかの貢献を果たしていきたいと思います。 |
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生きざまですか……。いったいどういう人生が先に待っているのか……。日々の積み重ねの先にそのままの未来があるか、もしくはそれでもなお予想外が待っているのか。 |
蝶々 2010/08/29 14:45 |
蝶々さん、こんばんは。 |
sho 2010/08/29 21:06 |
志を持って生きる。。。いいですね。 |
ナターシャ 2010/08/30 17:26 |
ナターシャさん、おはようございます。 |
sho 2010/08/31 07:16 |
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