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zoom RSS 筋は正直!

<<   作成日時 : 2010/01/12 09:22   >>

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血糖値を上げないためには、糖質の摂取管理が必要です。

それでは、糖尿病である我々は、糖質制限さえしていれば…それでいいのでしょうか…?

実は、一病息災、健康を目指しているなら、それだけでは不十分なのです。

決して忘れてはいけない事柄があります。

それは、サルコペニア。

サルコペニアとは、加齢とともに起こる骨格筋量と機能の低下です。

加齢とともに起こる?

それじゃ、仕方ないじゃないか…。

そう思うかも知れません。

人の命、即ち、人体が永遠でない…という意味では、その通りです。

しかし、人のカラダは、動かすことを前提としているのです。

ほとんど運動しない生活であれば、サルコペニアは加速され、病的な状態へと進行する事さえあります。

それでは、ほとんど運動しないとは、どのような状態なのでしょうか?

ウォーキングを毎日やっているから…大丈夫?

勿論、やらないよりやった方が良いのですが、残念ながら、ウォーキングなどの低強度の有酸素運動だけでサルコペニアに対抗するのは難しいのです。

なぜかというと、筋の衰えは速筋という大きな筋から衰えていくからです。
速筋は、主に糖代謝をエネルギー源にしています。

一方、遅筋は、脂質代謝を主なエネルギー源しにています。

ウォーキングでは、速筋の出番は少なく、遅筋を主に使うことになります。

ウォーキングのように脂質代謝を主に使う有酸素運動では、サルコペニアという宿命に立ち向かうことはできないのです。

それでは、どうしたらいいのでしょうか…。

肉体的な労働を行っていない場合には、やはり、トレーニングが必要です。

レジスタンストレーニング、即ち、筋トレです。

さらに、筋トレと有酸素運動を組み合わせた、クロス・トレーニングが最適なのです。

運動経験の少ない方は、軽めの運動でも、まず、筋グリコーゲンの解糖をエネルギー源にしてしまいます。

一見、グリコーゲンを使えるのならば、いいじゃないか思えるかも知れませんが、そこには乳酸性作業閾値という壁があります。

簡単にいうと、筋グリコーゲンを使い切る事ができず、すぐに乳酸を生成してしまうためエネルギー源であるATPを得られないのです。

「息が上がる前に、すぐに、バテてしまう」といえば、分り易いと思います。

トレーニングを積み重ねていくと、乳酸性作業閾値が上がり、筋の持久力がついてきます。

また、有酸素運動には、心肺機能という壁があります。

この壁も、トレーニングを重ねていくうちに、低くすることができるのです。
心肺機能が向上すれば、より長く運動を継続することができるようになります。

また、有酸素運動を重ねるうちに、脂質代謝や糖代謝の酸化機構サイクルのATP生成効率もアップし、より長く運動できるカラダになります。

このように、速筋、遅筋、ともにバランスよく鍛えることが、一病息災への道なのです。

糖質制限を提唱する有名ドクターは、脂質代謝こそ人類の究極のエネルギー源だと仰っています。
糖代謝は、非常時のターボエンジンだと…。

机上の理論として、事実だと思います。

しかし、糖質制限=血糖値を上げないであって、糖質制限=健康…ではないことをご理解ください。

ジッとしていれば、確かに、脂質代謝が主なエネルギーになります。

しかし、実は、脂質代謝と糖代謝は、常にハイブリッドに働いてるのです。

さらに、ジッとしている前提では、サルコペニアは病的に加速してしまうでしょう。

やはり、筋グリコーゲンの好循環をつくり、酸化機構サイクルの高効率化を図らなければならないと思います。

クロス・トレーニングによって、サルコペニアをくい止めることは可能なのです。

言葉にすると、難しく感じてしまうかも知れませんが、要は、週に2〜3回筋トレをし、ウォーキングからジョキング(スピードは問いません。スローで結構)に移行できるように努力するという事です。

筋は、ウソをつきません。

鍛えなければ…正直に衰えてくれますし、鍛えれば、それなりに応えてくれるものです。




















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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
サルコペニアの予防や改善には、運動と栄養の効果的な組み合わせが欠かせません。
運動は、一人ひとりの筋力や運動機能の状態に応じた、安全かつ効果的な筋力トレーニングの実施が重要です。
栄養面では特に肉、魚、卵や牛乳などの良質のたんぱく質を豊富に含む動物性たんぱく質食品の積極的な摂取が厚生労働省などからも推奨されています。↓
http://www.ajinomoto.co.jp/kfb/amino/aminosan/himitu/1.html
モンチ
2010/01/12 18:13
モンチさん、おはようございます。

仰る通りですね。

>運動は、一人ひとりの筋力や運動機能の状態に応じた、安全かつ効果的な筋力トレーニングの実施

この辺りが、パーソナルトレーナーの本領なんですよね。

タンパク質も十分に摂っていただく必要があります。

厚労省の最新の食事指針では、タンパク質は2g×体重となっており、さらに個人差もあるとしています。
従来の指針よりも、大幅に増えましたね。

特に、筋トレを行った直後のタンパク質の補給は効果的に筋の再生に寄与します。

豆乳がお勧めです。

お互いに、アンチ・サルコペニアで頑張りましょう!


sho
2010/01/13 07:49

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