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zoom RSS 運動量と血糖値の関係

<<   作成日時 : 2009/12/26 21:54   >>

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運動量と血糖値…、大変興味深いテーマです。

fumさんのコメント…大いに勉強になりました!
「運動によって、耐糖能は改善されるのか」、これはfumさんのテーマです。

散発的な運動よりも、戦略的な運動の方が効果的だという事を、fumさんが実証しましたね。

そもそも、運動量とは、運動強度×運動時間の事です。

食後にウォーキング…という運動指針は、悪くはありませんが、必ずしも適切とはいえません。
それでは、あまりにもアバウト過ぎるのです。

血糖値が上がる条件、例えば、摂取糖質量や交感神経系ホルモンなどの条件に対応した運動量という、具体的で、定量的な指針が必要ではないかと、私は考えています。

仮に、食後に15分ウォーキングしたとして、どれ程の血糖降下作用が得られますか?
大した効果は期待できないと思います。

でも、クールダウンのための15分のウォーキングは、十分に血糖値を下げてくれます。

どのような条件の時に、どれ位運動すればいいのか…ということです。

一般的には、運動は細切れでも良い…とされています。

しかし、運動自体が目的ならばそれでいいのですが、血糖値を下げるということでは、それは十分とはいえないでしょう。

有酸素運動は、20分以上やらなければ…と言われていますが、それは、中性脂肪が脂肪酸とグリセロールに分解されるのに要する時間(あるいは、血中の脂肪酸濃度が高まる時間)と言われています。

ところが、実際には、血中には常にある程度の脂肪酸が流通しています。
あるいは、筋細胞中でも、脂肪をエネルギー源とした酸化機構(脂肪酸を二酸化炭素と水に分解する過程で、ATPを生成します)は、常に動いているのです。

その段では、脂肪の分解に要する時間は必要ないといってもいいでしょう。

体験的には、運動の最低継続時間が15〜20分以上、というのは、脂質代謝の話しだけではなく、実は、GLUT4の話しではないかと考えています。

GLUT4は、筋の収縮によってインスリンに依存せずに細胞表面に出現し、血中のグルコースを取り込みます。

この、GLUT4が細胞表面に出現に要する時間が、15分〜20分なのではないかと思います。
このあたりは、まだ解明されていない…、あるいは、検証されていないことです。

そして、一旦、細胞表面に出現したGLUT4は、1〜3日の間は、ある程度のものが細胞表面に留まるのではないかと考えています。

その、「ある程度」に関わっているのが、運動量ではないかと推測しています。
勿論、1〜3日という事であれば、ある程度のインスリン分泌も必要です

耐糖能によって、個人差があるわけです。

fumさんが行っているジョキングは、1時間当たり9.6q!
素晴らしい運動量です!

私のジョキングスピードよりも速いです!

これを、週に3回行っています。

私は10qのジョグは、月に1度か2度ですよ(汗)。

一回の運動量が、ジョキング1時間。

その血糖降下作用は2〜3日継続する。

従って、運動は週に3回!

ウォーキング程度の運動強度では、筋グリコーゲンの消費は限定的です。

しかし、ジョキングでは十分に筋グリコーゲンを消費することができます。

筋グリコーゲンに空きができれば、そこに糖をとり込めるのです。

まさしく、好循環。

fumさんのケースは、運動量の総体が減っているのに、血糖値のアベレージを低く抑えることができた(A1cの改善!)という、典型例ですね。

やはり、血糖管理にはそれなりの戦略が必要だということです。

このあたりの事は、今後も継続的に研究し、また、私自身のデータも添えて発表していきたいと思います。

また、私の提唱する「クロストレーニング」についても、随時、書いていきます。

大変貴重なデータを、fumさんからいただきました。

ありがとうございます!


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