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zoom RSS 元・主治医のはなし…

<<   作成日時 : 2008/11/15 14:17   >>

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今日、母が無事退院してきました。

木曜日に入院し、当日、内視鏡による胃のポリープの切除手術でした。
悪性のものではなく、特に心配はないそうです。

ところで、母が入院、手術した病院は、私が以前通っていた病院です。
当時の主治医は、現在、副医院長で内科部長を務めているのです。

そのK医師が、昨日の夕方、突然、「今回は、どうしました?」といって、母の病室を訪れたのだそうです!

母の主治医ではないのですが、3階の内科病棟の責任者でもあるわけですから、ありえない事ではないのですが、朝の定期回診以外に、このような形で病室を訪れるのは、極めて異例のことだと思います。

実は、私の父も、その病院で「大腸がん」の手術を2度にわたって受け、そして、その病院で亡くなったのです。

また、女房も、つい最近まで、その病院の清掃の仕事をやっていましたので、家族でお世話になっていたと言っていいと思います。
きっと強い印象があったのでしょう。

話は私のことに及び、「息子さん、最近来ませんけど、どうしてます?相当悪かったですから、このままでは、お父さんの年齢(父は、享年76歳でした)まで生きられないと思って…」

母のこともさることながら、どうもK医師は、私のことが心配だったようです…。

ありがたいことです…。

ありがたいことですが、複雑な心境です。

相当悪かったことは事実ですし、当時のA1c8%台後半があれだけ続けば(3年以上です)、インスリンの処方が当然だと思います。

また、そこに至るまでの薬の処方は、対症療法としては、間違ってなかったのだろうと思います。

一生懸命直そうとしてくれていただろうとも、思います。

しかし、糖尿病は、一向に改善されなかったのです。

なぜ、私が主治医を変えたのかといえば、どうせインスリン治療をしなければならないのならば、経験豊富な専門医の指導を受けようと考えたからなのです。

ところが、インスリン治療どころか、現在では薬さえ離脱することができました。

もしも、K医師が、糖尿病患者にSMBGを勧め、炭水化物が血糖値を上げるのだから、その摂取に注意を払うよう指導したならば、どうなのでしょうか…?

無理のないところで、まずは、夕食時に主食を抜き、食後2時間の血糖値を200以下に抑えるという具体的な目標を与え、食後の運動、とりわけ有酸素運動に血糖降下作用があると示唆したら…?

それだけで、きっと、多くの糖尿病患者が救われると思うのです。

その上で、K医師の誠意や医学知識を発揮していけば、名医として、誉れ高い評価を市民から頂戴するに違いありません。

糖尿病の治療ということに関しては、薬やインスリンの処方だけが医療ではないと思います。

自己管理の為に、何をしなければならないのかについての示唆や、アドバイスこそ重要なのです。

カロリー制限しても、脂質を徹底排除しても、糖尿病は改善されないでしょう。
ある程度、体重オーバーの方は、減量で一時的な改善はあるかも知れませんが、糖尿病の管理は一生です。

その場にいた女房は、「チョッと、知ってる病院で…」とお茶を濁したようですが、もしも、その場に私がいて、現在、薬無しで6.5%未満を1年継続していると、正直にいったら、どうだったでしょうか?

どのような反応をしたでしょう…?

もしも、過剰に反応して、腹を立てるようであれば、それは悲しいことです。

また、自信をなくすようなことはないと思いますが、「あっ、そうですか。良かったですね」と、さらりと流されても、それはそれで、切ないことです。

「一体、何をどうしたんですか?!」と感嘆し、その方法について、関心を持ってくれたでしょうか…!


















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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
私なら仇を果たすつもりで正直に話してショックを与えて反応を見てみたいです。

治療の効果が上がらないのを患者に責任を転嫁する医者が多いのが糖尿病ですから...
みうパパ
2008/11/15 15:36
みうパパさん、こんばんは。

嫌な思いをしたんですね…。

私の場合は、何百人、何千人いる患者の中で、覚えいてくれたという事に、素直に感謝しているの次第です…。

今、夕食(一杯やりながら…)を食べながら、退院してきた母とその話をしていました。

何とかなんないですかねぇ…。
sho
2008/11/15 19:25
こんばんは!
お母様、退院おめでとうございます☆
今夜は祝杯ですね♪

一般的な糖尿病治療で成果が出る時期と
まったく出ない時期がありますよね。
私もカロリー制限の減量で
インシュリン抵抗性がUPしました。
でも肥満が解消した後、
あるいは痩型の場合は
カロリー制限では効果が上がりませんよね。

その辺を医者が理解できるかどうか。
プライドやら常識を捨てて
勉強してくれる医者が
もっと増えればいいのに。。。
これで救われる患者がどれだけいるか!

コレステロールや中性脂肪も
糖質の取り過ぎだってことを
早く誰か声を大にして言って欲しいですよ!
miwa
2008/11/16 00:28
miwaさん、おはようございます。

やはり、木目の細かさというか…段階的な指導が欲しいですよね。

お医者さんも、毎日忙しいのは分かりますが、主な情報が、製薬会社からの薬に関するものだけだったとしたら、チョッとアブナイですよね…。

もっと、現場に即した情報(治療効果を含めて)をキャッチしていれば、現在の糖尿病治療のガイドラインの矛盾にも気がつくのではないでしょうか。

糖尿病学会は、何をやっているんでしょうか?

以前にも書きましたが、現在の治療ガイドラインが、「悪魔のシナリオ」に思えてなりません…。

sho
2008/11/16 08:10
お母様、退院おめでとうございます。

病院はA1cを測る所と割り切ってます。
医者といろいろ話すと血糖値が
上がりそうです。

医者はプロとしてのプライドを
持って欲しいものです。

2型カーボカウント
2008/11/16 08:47
2型カーボカウントさん、こんにちは。

その内に、A1cも家庭で測れるようになりそうですよね…。
いまや、家庭用の心電図さえあります。

世の中は、ハードな部分はどんどん便利に簡単に安価にと進化しています。
かつて、そのハード部分を強みとしていた存在は、その価値を相対的に下げてしまってますよね。

ハード部分で生き残るには、技術革新を繰り返すしか道はありません。

医師にとっての薬の処方や、医療機関の検査機器などは、まさしくハードな部分です。

一方、ソフトな部分こそ、この時代、本当の強みになりえるのではないかと思います。

この場合の医師にとってのソフトな部分とは、患者の自己管理を促し、結果をもたらすことができるノウハウです…。

この、ノウハウを蓄積している医師がどれ程いるのでしょうか…?

寒くなりますね……。
sho
2008/11/16 17:20
こんばんは

元主治医はいくとよく相談に乗ってくれるんですが、この病気に関しては専門外だったのです。

大学の医局で心臓外科医だったらしく、独立開業で内科が中心になったのです。この病気は専門医というのがあるくらい奥が深いので一般の内科医は糖尿病学会のガイドラインに従って治療するので、糖質制限を知る由もないのが現状でしょうね。
みうパパ
2008/11/16 20:17
みうパパさん、こんばんは。

心臓外科と糖尿病では、かなり違いますね…。

それだけに、糖尿病学会のガイドラインそのものが…問題なんじゃないでしょうか。

これだけ、患者と医療の意識に乖離がある病気も、ないんじゃないですか。

しかし、薬無しの「自己管理型療法」であれば、心臓外科だろうと、眼科だろうと、歯科だろうと…、やってやれないことはありません。

何しろ、主体は患者です。

あとは、その医師の持っている改善ソフト如何という事です!

いましたよね…銀座で眼科なのに(今は引越したようです)、糖尿病の改善実績の大いにある医師が…。
sho
2008/11/16 20:45

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