ポジティブに改善が期待できる栄養素はない

糖尿病は、飽食の時代の栄養失調だった?

この本のサブタイトルです。



糖尿病は栄養をとれば健康に戻る

笠原友子著 経済界

ある意味、炭水化物にまみれた食生活は、栄養失調といっていいかも知れませんね。

この本では、特に、亜鉛不足が問題だとしています。

ビタミンとミネラル…これが、著作でいう「栄養」です。

三大栄養素だけでなく、この二つの栄養素も、重要な役割をになっています。

この亜鉛というミネラルは、インスリンの原料になるということです。

著者は、「亜鉛不足が糖尿病の原因」としていますが、それも「一因」かも知れませんが、そう単純に割り切れるものではないように思います。

ここで、糖尿病発症の要因をまとめてみようと思います。

糖尿病=高血糖症として整理してみます。

①インスリンの分泌が少ない。

②インスリンの分泌はあるものの、効きがよくない(インスリン抵抗性)。

③インスリンの分泌が遅れる。

④インスリンとグルカゴンのバランスが崩れる。

①については、どうしようもないのですが、あるいは、亜鉛摂取によって補えるのかも知れません。
しかし、サプリメントなどの過剰な摂取は、かえってマイナスになりますので、最終的には、インスリン投与ということになると思います。

②については、ダイエットによって、内臓脂肪や体脂肪を減量すれば、改善が可能です。

③については、インクレチン製剤が有効かも知れません。

④は、自律神経のバランスですから、どうしようもないですね。

いずれにしても、糖尿病は、栄養素だけでいえば、糖質を制限するしかないと思います。

残念ながら、栄養素と血糖値の関係は、「糖質を摂らなければ、血糖値は上がらない」という、ネガティブなものです。

ポジティブに「これを摂れば改善する」栄養素…無いといって過言ではないと思います。

しかし、健康という視点に立てば、ビタミンやミネラルは、必須のものです。

亜鉛…これから注目していこうと考えています。

ところで、この本でも、運動について少しですが触れています。

運動の程度について、130%の強度を推奨し、カルボーネン法を紹介しています。

「ややきつい」と感じる程度の負荷を想定してるのでしょうが、130%の強度の根拠は不明で、心拍で管理できるのは、有酸素運動と呼ばれる、ウォーキングやジョキングなどとなります。

やはり、「運動戦略」ならば、こちらをお願いします。



根拠についても、詳しく書きました。

特に、ミネラル分が失われやすい夏です。

皆さん、とりわけ亜鉛の摂取を意識しましょう!

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