リハビリ難民

若い方の場合、脳梗塞よりも脳出血が多いように感じます。

先日は、30歳!の脳出血既往の方が、新規ご利用になりました。

この方も、6ヶ月のリハビリ期間を終え、延長を繰り返してきましたが、自宅のバリアフリ―改装の完了を待って、「生活期」のリハビリ…即ち、自主リハビリに移行したのです。

介護にあたる奥様、あるいは、まだ幼いお子さん達を含めて、「限界」だという訴えがありました。

まさしく、リハビリ難民です。

リハビリ難民の問題は、今まさに、官民挙げて対策を講じなければいけないと思います。

この方に限らず、30代、40代、50代の方が、この先の長い人生をどう考え、どう生きていくのかということも含めて、リハビリの計画がなされるべきでしょう。

機能訓練だけでなく、心理的なサポートができるような体制が必要ですね。

残念ながら、このような方を持続的にサポートしていける体制は、今の日本の社会にはありません。

今できることを、やるしかありませんが、まずは、同じように脳卒中のリハビリの方が多くいらっしゃる曜日に、再度、お出でいただき、「動機付け」をやっていただこうと考えています。

ご本人が、現状を認めたくない気持ちも分かります…。

投げやりにもなるでしょう…。

やはり、頑張っている人を見ることで、自分もと思うのではないでしょうか。

その上で、小さくても良いので、目標達成や成功体験を積み重ねていくことです。

「セルフエフィカシー」が鍵となります。

「セルフエフィカシー」とは、なんとなくやれそうな気がする…そういった意味合いです。

最近は、デイサービスという範疇を超えてきているように思います。

特定高齢者を対象にした「介護予防運動教室」をやり、デイサービスで介護認定を受けた方の「個別機能訓練」をやり、介護保険対象外の若い方のリハビリをやり…と、私自身も、そろそろ「限界」です(汗)。

これだけの仕事をこなす「環境」は、決して整っているとはいえません。

仕事の質を落とさないためにも、私自身の仕事のあり方について、もう一度、考えたいと思います。

現実に即して考えれば、まずは、デイサービスの介護職員の教育です。

個別機能訓練の質を上げるためには、専門職の投入よりも、介護職員のレベルアップを図る方が現実的です。

この教育という仕事を、多くのデイサービスに提供できないかと考えています。

私一人の力には限界がありますが、多くの介護職員が個別機能訓練の知識を身に着けることで、サービスのレベルを上げることができます。

その上で、当面、私自身は、「生活期」に入った、いわゆる、リハビリ難民の為の高次のリハビリを専門的にやっていきたいと思います。

さて、この「曲がり角」…、正念場です。











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