糖尿病から、歩けなくなる…

このところ、新規のご利用が増えています。

新規の傾向はリハビリが目的の方と、90歳以上の方の連続ショートステーのご希望とに二極化されています。

そして、最近、糖尿病の合併症である神経障害で、足が動かなくなったという方が、リハビリ目的で新規利用となりました。

初日は、デイの責任者と私と、二人でお迎えにあがったのですが、自宅玄関から表に出るのに、かなり急勾配の数段の階段があります。

車椅子対応なのですが、ここは、我々のサポートがあったにしても、「自力」で下りて頂かなくてはなりません。

右足が効かないということなので、後ろ向きに左足から下りて頂きました。

左手で手すりを掴んでいただき、右側は私がサポートしました。

「階段を下りる」というのは、実は、筋と膝に相当の負担がかかるんですね。

まして、膝折れを経験していれば、恐怖という精神的な負担もかかります。

幸い、このお宅には手すりが設置してありましたので、後ろ向きで下りるという、裏ワザ的な対応が可能だったわけです。

デイに到着後、まずは、カウンセリングです。

この方の場合、ケアマネジャーからの、いきなりの契約要請で、医療的な情報はほとんどありませんでした。

唯一、責任者の契約時の「評価」が頼りです。

現在は、毎日、接骨院に通い、マッサージと低周波治療を行っているということです。

毎日!ということですので…おそらく、保険適用でしょう…。

接骨院での保険適用は、急性のものに限定され、さらに、骨折、捻挫、打撲に限定されています。

この方の場合、保険の適用は、明らかにブラックゾーンですよね…。

さらに、運動機能の障害は、運動を用いてリハビリするしかありません。

マッサージと低周波では、血行を良くする効果と癒しはあるかも知れませんが、動かなくなった右足が、元にように動くことはないのです。

まずは、医師の診断が必要だと申し上げましたが、「糖尿が原因だ」という曖昧な返答に終わってしまいました。

右足は痺れているものの、左足は全く問題ありません。

糖尿病からくる神経症では、通常、両脚に痺れが出る筈です。

本当に糖尿病が原因の神経症なのか…、セカンドオピニオンを、ケアマネに提案してみようと思います。

腰に痛みの自覚はなく、右手の麻痺や、発音も正常です。

糖尿病の診断は、最近の事のようですが、実際の病歴は不明です。

本当に糖尿が原因だとすると、恐ろしいですよね。

その日は、車椅子に座ったまま、「ニーリフト(膝上げ)」と「エクステンション(膝の曲げ伸ばし)」を行っていただきました。

麻痺側は私が徒手で持ち上げ、その状態から出来るだけゆっくり戻してもらうことで、エキセントリック収縮を活用します。

15回で、「いやぁ・・・キツイね」と仰っていました。

そうです…キツイと思います(笑)。

筋量の問題よりも神経ニューロンの問題ですから、容易ではありませんが、屋内での歩行と、階段の上り下りが安全にできることを目標に「頑張りましょう」ということで、新たな「チーム」の立ち上げです。














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