第3回 グループセミナー報告

昨日は、第3回グループセミナーを行いました。

参加は4名と、少数精鋭となりました(笑)。

今回は、加圧体験がありませんでしたので、3時間半を、フルにセミナーで活用することができました。

その分、「内容が濃かった」という評価を、2回目の参加の方からいただいています。

一方、「三大栄養素のうち、糖質はガソリンのようなものですね」という私の講習にたいして、江部氏のブログを引用なさって、「ガソリンは脂肪酸-ケトン体システムではないか」というご指摘も受けました。

そのご指摘に対して、私は、下記のようにメールでお答えしました。

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栄養素としての糖質⇒筋グリコーゲン

栄養素としての脂質⇒中性脂肪

この違いを明確に伝える…ということが、このセミナーでは欠けていたと思います。

申し訳ありませんでした。

さて、ご指摘の件ですが、江部先生は、栄養素についてではなく、エネルギー代謝システムについて仰ってますね。

セミナーでも解説しました通り、解糖システム(筋グリコーゲンからATP生成)、酸化機構(脂肪を二酸化炭素と水に分解する過程でATP生成)、ATP-PCr系の三つの仕組があります。

アミノ酸によるエネルギー生成もありますが、ごく微量となります。

解糖システムと酸化機構は、ハイブリッドにいつでも相関して機能しています。

運動強度が低い場合は、酸化機構が優位に働き、運動強度が上がるにつれ、解糖システムが優位になっていきます。

運動生理学的には、酸化機構だけが機能しているということはないのです。

この二つのエネルギー機構は、常時、作動しています。

このように、エネルギーの生成についての機序ですので、私は、ガソリン…という表現には、少し違和感があります(笑)。

やはり、クルマに例えるならば、エンジンに相当すると思います。

持続的で安定して出力がある(脂肪を使った)酸化機構は、優秀な電気モーター。

瞬発力のある筋グリコーゲンは、ガソリンエンジン。

さらに、ATP-PCr系は、さしずめターボチャージャーといったところでしょうか…。

それに対して、食品に含まれる三大栄養素のうち糖質は、筋や脂肪細胞というエンジンに、エネルギー源としてチャージされます。

即ち、ガソリンに相当すると思います。

糖質は、グリコーゲンというカタチで筋に取り込まれ、チャージされます。

また、余剰分は、中性脂肪として、脂肪細胞に蓄えられます。

タンパク質は、タイヤやボディーなどの構成部品。

脂質は、エンジンやミッションオイル…といったところでしょうか…。

江部先生のお話の基点は、「日常生活では」となっています。

確かに、現代の日常生活では、筋グリコーゲンを必要としないと思います。

しかし、このような「日常生活」の果てに、糖尿病があったのではないかとも思います。

そこで、私は、ここに「非日常」である運動を取り入れましょう…と、提案しています(笑)。

ガソリンのたとえ話の是非は兎も角、糖質摂取は、運動量と耐糖能に見合った範囲で…。

私は、これが正解だと考えています。

江部先生のように、毎日、座りっぱなしで診療、週一のテニス…というライフスタイルであれば、スーパー糖質制限で、糖質比20%程度は正解でしょう。

一方、肉体労働をしていたり、運動頻度、運動量が多く、特に競技スポーツを行っているような場合は、筋グリコーゲンは間違いなく消費されますので、上手な補給が必要になってくると思います。

私の場合も、耐糖能が落ちていますので、通常、スーパー糖質制限です。

ただし、早朝仕分け作業のある朝は、パンやおにぎりなども食べます。

また、バレーの試合などがある場合も、健常人よりも控えめながらも、糖質は摂取・補給します。

また、何か疑問があれば、いつでもご連絡ください。

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更に、今回参加いただいたうちの2名の方は、私と同じ町内の方でした。

このお二方は、いわば経営のプロといって良い方々です。

私は、今回、このお二方に、私のセミナーを評価・診断していただきたいと考えていました。

セミナー後の懇親会では、忌憚のない意見を頂戴しました。
また、アンケートでも、詳細に渡っていろいろなご意見を書いていただきました。

お二方に共通していた点は、セミナーの所要時間についてです。

3時間半は、長すぎる。
2時間くらいに集約できないか…というものです。

第1回、第2回に参加いただいた皆さまのご意見は、いかがでしょうか?
コメントいただければ、幸いです。

この件は、十分に検討しなければならないと考えています。

また、話しの入り、話の順番が、「堅すぎる」というご指摘もいただきました。

私は、精一杯、全力投球しているつもりなのですが、これは、野球に例えれば、真っ向勝負、ストレート一本槍の投球ですね。

例えば、飲酒の話しから入るとか、「よくある質問なのですが…」と、Q&A集を活用するとか、変化球の必要もありそうです。

「勉強のため、寄席にいって前座から真打まで、どこが違うのが、聞いてきなない」とい、アドバイスもいただきました。

内容については、皆さんに非常に高い評価をいただいたのですが、コミュニケーションの方法については、大いに反省が必要なようです。

もう1名の参加者は、私の大学時代からの友人で、私より長い糖尿歴の持ち主です。

彼からは、「shoちゃんらしいな。変わってないよ…」と、いわれました(笑)。

今後は、私の町会でも、1時間半くらいに集約したセミナーを行えるよう、推薦していただけそうです。

皆さまから、教えていただくことの方が多かった、第3回でした。









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