明日死んでもいい生き方

今日は、久しぶりに、ゆっくりと本を読むことができた休日でした。

こちらです。



タイトルから、「死生観」、とりわけ「死に様」について書かれたものかなと想像していましたが、「生きざま」について書かれた本でした。

この本、女房や母にも読んで貰おうと思います。

目からウロコとは、まさに、これだったんですね。

なんでも、段ボール製の棺があるんだそうです。

出来れば毎日、この棺に入り、一日を振り返ることを著者はすすめています。

そこでは、地位や名誉、権力、財産、何もないことが実感できるそうです。

想像に難くありません。

そして、「今日一日、明日死んでもいい生き方ができたか」を自分に問うのです。

「もしも、明日、目が覚めることができたら、それを踏まえて精一杯生きる」

こんな生き方がしたいと思います。

職業柄、毎日、高齢者と接します。

さらに、干支が一回りすれば、70歳になります。

こんな話を利用者さんにしたら、「一回りは長いわよ!」と一喝されました…(笑)。

先日、デイサービス・連泊利用のある利用者さんが、特養への入所がきまり、引っ越しされました。

4か月間、一緒にリハビリに励んだ方です。

朝のご挨拶の際に、この本を紹介した(これから読もうとしていました)ところ、「その本、読みたい。買ってきて」ということでしたので、引っ越しに間に合わないということで、私が購入した本を差し上げました。

どうしても、代金を払いたいといいます。

この方は、「引かない」方(笑)なので、ありがたくいただき、今日、この本を買いなおしてきたんです。

この本を読み、きっとこの方にも、ある覚悟があったのだと確信しました。

いつか、どこかで、「還る」と決めたのでしょう。

「還る」気持ちは、こちらに通じますね。



「死」を考えることは、「生」を考えることです。

どんなに頑張っても、いつかは必ずお迎えが来ます。

そして、「還る」…還暦まであと2年。

この二冊を読み、私も、大いに思うことがありました。

生きる勇気が湧いてきました。

ひたすら充実した気持ちで、過ごせた今日一日です(笑)。








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この記事へのコメント

生駒山
2012年06月05日 11:41
宮本さんのお話は、仏教のお話をされているのかと思いました。仏教の原点は苦を見つめることにあります。四苦八苦の苦ですね。特に生老病死。この苦しみからどう解放されるのか。このことをみんな考え続けたわけです。私が仏教の勉強をしているのもそこにあります。それこそ自分自身の生き方の問題なんですね。宮本さんのおっしゃることはよくわかります。
sho
2012年06月06日 06:19
生駒山さん、おはようございます。

著者の中村さんも、仏教を学び、五木寛之さんも、親鸞研究家です。

仏教的な価値観は、教育や家庭環境から、自然な形で生まれてきたんでしょうね。

私は、年齢的に中途半端で、なかなか割り切れませんが、そろそろ、「下山の思想」を持って、日々、精一杯生きていこうと思います。
MORIMOTO
2012年06月07日 01:08
丁度最終日にこの利用者さんと少し長いお話しました。最近は、皆様の色々な話し聞く内に自分もいつ脳内出血や脳梗塞で半身麻痺などになってもおかしくないしいつ死んでももおかしくないと改めてリアルに考えるようになり死に方を考えるようになりました。

Mさんは「若いんだから死に方より生き方考えなきゃ!」とおっしゃっていましたがもう自分の中で生き方は完全に決まっています。

家族がいる中で迷惑のかからない死に方が必要だと思い生命保険などの見直しや死後の葬儀など、また親の老後の世話等を改めて見直さなければと思い近々知り合いのFPに相談する予定です。自分が死ぬことより残される者の生活等を考え最善の策を打っておきたいと思います。

妻、子、親のこと。家の発展のこと。生まれて死ぬという絶対的に事柄の前に自分が何の使命を持って生まれてきたのか。

これまでの人生存分にやったと思っています。これからは社会貢献、人の役に立つことが自分の生き方だと考えています。

Mさんに最後の挨拶の時「無理していい子ちゃんにならなくてもいいのよ。自然でいいのよ。」と言われハッとしました。色々なことは考えつつも自然体が失われると僕は良く道を踏み外すことがありました。

結局Mさんには全て見抜かれていたようです 笑

sho
2012年06月07日 06:36
MORIMOTOさん、おはようございます。

20代にして…スゴイと思います。

私は、未だに惑える50代です(もうすぐ還暦なのにね・笑)。

そろそろ、先が見えてきましたから、死に様=生き様なんだと考えています。

20代の方であれば、生き様=死に様となります。

今を生きることが先です。

「夢」を持ち、「夢」の実現に向けてフルパワーで「生きていく」MORIMOTOさんであって欲しいと思います。

思いは、きっと、叶います。

Mさんは、達人ですよ。

多くの方が、やむを得ず特養に入るのに、少しずつ人生の「整理」をし、意を決して特養に入りました。

「本当は娘と暮らしたい」という本音も伺いましたが、人は、最後は一人だということを、徹底してお子さん達に示されたのでしょう。

毎日が…勉強ですね…。

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