PSRT…って?

先日、「ためしてガッテン」で、変形性股関節症を取り上げていました。

股関節は、歩行動作に深く関わっているだけでなく、膝や腰とも連動する関節ですから、ここの障害は深刻です。

私どものデイの利用者さんの場合、それほど多くはない疾患ですが、やはり、腰や膝の痛みも、併せて訴えています。

膝の変形や腰の変形も、今後は出てくるように思います。

股関節に関しては、やはり、転倒による骨折が多いですね。

骨粗鬆症とセットになっていることが多いと感じています。

また、変形はあっても、高齢のため手術を見送るケースもあります。

実際、変形性股関節症の手術のため入院して認知機能障害や廃用症候群が進んでしまい、リハビリが困難になってしまったというケースや、退院して間もなく、亡くなってしまったケースさえあります。

高齢者の場合、手術によるリスクは、直接的なリスクだけでなく、長期入院という間接的なリスクにも配慮が必要ですね。

私どもの施設では、マッサージ師による施術も行っていますが、虚弱高齢者リハビリのメインには、マシンを使った筋トレ(CGTプログラム・東京都老人総合研究所)ではなく、座位によるオリジナルのパートナーストレッチを行っています。

これを、PSRTと名付けました。

パートナーストレッチ&レジスタンストレーニングの略です。

人によっては、「マッサージよりも気持ちいい」と仰っています。

下肢関節のダイナミックストレッチ⇒レジスタンス(徒手)トレーニング⇒下肢各筋のスタティックストレッチとなりますが、人によっては、負荷をかけるレジスタンストレーニングを省略して、ストレッチのみの場合もあります。

パートナーストレッチは、マンツーマンになりますので、運動への誘導がやり易く、リハビリの実施率をい高めることが可能です。

一方、我々の負担は増します(笑)。

このストレッチを行えるのは、今のところ、私と、もう一名の介護職員(女性)だけですので、考案者である私は兎も角、女性職員は大変だろう思います。

体育会系の方なので、きっと、頑張れるかと…思いますが(笑)。

さらに、もう一名、研修してマスターしてもらいたいですね。

日々実践し、このストレッチには大きな可能性があると、確信に至りました!

関節をゆっくりと可動域いっぱいに動かすダイナミックストレッチ。

そして、最大筋力を徒手抵抗によって発揮していただく、レジスタンストレーニング。

レッグカールやレッグプレス(キック)、エクステンション、ニーリフト、アブダクション、アダクションと、いくつかのバリエーションがあり、徒手で筋力を「計り」ながら、幾つかやっていただきます。

通常、下肢の筋に上肢で抵抗を加えるのは難しいのですが、虚弱高齢者では、女性職員でも適切な負荷を加えることが可能です。

ただし、こちらも、上肢のトレーニングになるくらい、体を張りますが(笑)。

多くの方は、3回目以降、急速に筋力が低下しますので、その場合は5レップ。

5回以上筋力を発揮できる方は10レップ行っています。

徒手抵抗だと、これが、まさしく手に取るように分かるというメリットもあります。

各1セット又は2セットですが、10回を2セットこなせるようになれば、次のステージにステップアップとなります。

そして、締めはスタティックストレッチで、下肢の筋を丹念に緩めていきます。

これも、筋の緩みをパートナーとして「手」に感じることができます。

レジスタンストレーニングを省略したストレッチであっても、特に虚弱なな方には大きな効果を期待できると思います。

ある研究によれば、ストレッチだけでも、筋の萎縮を食い止めることができるといわれています。

変形性股関節症の方も、散歩程度であっても腰や膝が痛くなってしまうということです。

しかし、このPSRTを週3回実施することによって、筋力を維持することが可能だと考えています。

更に、研鑽を重ねていこうと思います!





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この記事へのコメント

eitoman0531
2012年02月06日 19:52
ご無沙汰しております。

「脳梗塞」で倒れて二年半。
お陰様で「遊びのバレー」でしたが、ついにバレーボールに復帰することができました!

心より応援してくださったこと、生涯忘れません。本当にありがとうございました。
sho
2012年02月06日 22:07
eitomannさん、こんばんは。

やりましたね!!!

そして、「筋肉痛」おめでとうございます(笑)。

お互いに、「遊びの」バレーですよ…。

でも、ずっと、続けていきましょうね!

いまだにそちらに伺えない自分が、情けないです…。

必ず、お会いしたと思います。

頑張りましょう…お互いにですよ!

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