廃用症候群って、病気?!
気が付けば、もう、11月。
暫く、ブログを更新していませんでした…。
毎日、「現場」に全力投球し、疲れ果てての帰宅です。
たまの休日には、1週間分の買い物やら、娘の「運転」にお付き合い(笑)。
ということで、久しぶりに、取り立てて予定のない2連休です。
今日は、2週間ぶりに自分自身のトレーニングです。
バレーも、体育館の都合で、今月はほとんど練習無し。
上半身は兎も角、大腿部はやや細くなってしまったように感じます。
「廃用症候群」は、他人事ではありません。
「廃用症候群」といえば、毎週1回、自費のショートステイを新規にご利用の方がいます。
下半身が全く動かないということで、ベッドから車椅子への移乗も、二人ががりで行っているということです。
医療サマリーが無く、介護記録のみでしたので、ご本人にお話しを伺うと、入院が長く、歩けなくなったということです。
関節や神経系に、問題は無さそうです。
この方は、関連施設の方でしたので、担当のマッサージ師に状況を聞いてみました…。
保険でマッサージを受けています。
その場合、医師の同意書が必要となりますが、なんと、病名は「廃用症候群」!!
「廃用症候群」は病気ですか?!
関連施設での扱いにも、疑問を持ってしまいました。
そこで、まずは、トイレ…。
便座に座って、ウォシュレットをやっていただくことにしました。
車椅子から、私がサポートして、まずは立っていただきました。
1回目は、腰を引き、膝が曲がった状態で失敗。
これで、問題点が確認できました。
そこで、上半身をもっと屈曲させて、斜め前に立ち上がること。
私の首ではなく、腰の辺りに腕を回すこと。
立ち上がったら、膝関節をロックして、自信をもって真っ直ぐに立つことをアドバイスし、再トライしたところ、あっさりと、立ち上がりました。
それはそうですよね。
運動機能は衰えているだけで、特に問題は無いのですから…。
そして、私一人の介助で、楽々と便座に座ることができました。
ご本人も、驚いたようです。
「何年ぶりだろう…。便座に座るなんて!」
ウォシュレットは、心地良かったようです(笑)。
その後、車椅子からベッドへの移乗も私一人で行い、「こうしてください」と、泊りの女性職員に伝えました。
出来ること、やれることは、すべて、ご自身でやっていただかなくてはなりません。
その状況を、関連施設の責任者にも伝えました。
昨日、別件で、その関連施設に行く用がありましたので、ご挨拶すると、「お陰様で、希望が持てるようになりましたよ」と、笑顔でした。
施設の責任者も、「いわれた通りやってみましたが、確かに、立てますね。ご本人もやる気になってますよ」と。
今度、こちらにお出でになるときには、「上履き」を持参するそうです。
寝たきりだから、上履きは必要ないと、お持ちにならなかったんですね。
私も、「時間外」になってしまいますが(笑)、この方の下肢筋力トレーニングをやっていこうと考えています。
毎日「現場」で、多くの方を見ていますが、どなたも、やればやっただけの果実を得ています。
筋力が「つけば、ご本人だけでなく、介助者の負担も低減するんですよね。
この方には、まず、おむつではなく、トイレでの排尿排便を目指して頂きたいと思います。
捉まって立位を保持できれば、一人の介助でそれは可能です。
介護事業で効率を考えれば、どうしてもご本人の持てる機能を無視して「手を出してしまう」かも知れません。
あるいは、何もしない…!
だからこそ、「廃用症候群」という「病気!」が進んでしまうのです。
この「病気」は、ご本人というよりも、介護サービスを提供する側の責任が大きいのではないかと思いますね。
寝たきりだと思っていた方が、実は、単にリハビリを怠っていただけだったとは…!
我々にとって…、それは生活習慣ですよね。
体は動かしてなんぼ!
ということで、今日は、トレーニング後、ジョキングで帰ってこようと思います(笑)。
暫く、ブログを更新していませんでした…。
毎日、「現場」に全力投球し、疲れ果てての帰宅です。
たまの休日には、1週間分の買い物やら、娘の「運転」にお付き合い(笑)。
ということで、久しぶりに、取り立てて予定のない2連休です。
今日は、2週間ぶりに自分自身のトレーニングです。
バレーも、体育館の都合で、今月はほとんど練習無し。
上半身は兎も角、大腿部はやや細くなってしまったように感じます。
「廃用症候群」は、他人事ではありません。
「廃用症候群」といえば、毎週1回、自費のショートステイを新規にご利用の方がいます。
下半身が全く動かないということで、ベッドから車椅子への移乗も、二人ががりで行っているということです。
医療サマリーが無く、介護記録のみでしたので、ご本人にお話しを伺うと、入院が長く、歩けなくなったということです。
関節や神経系に、問題は無さそうです。
この方は、関連施設の方でしたので、担当のマッサージ師に状況を聞いてみました…。
保険でマッサージを受けています。
その場合、医師の同意書が必要となりますが、なんと、病名は「廃用症候群」!!
「廃用症候群」は病気ですか?!
関連施設での扱いにも、疑問を持ってしまいました。
そこで、まずは、トイレ…。
便座に座って、ウォシュレットをやっていただくことにしました。
車椅子から、私がサポートして、まずは立っていただきました。
1回目は、腰を引き、膝が曲がった状態で失敗。
これで、問題点が確認できました。
そこで、上半身をもっと屈曲させて、斜め前に立ち上がること。
私の首ではなく、腰の辺りに腕を回すこと。
立ち上がったら、膝関節をロックして、自信をもって真っ直ぐに立つことをアドバイスし、再トライしたところ、あっさりと、立ち上がりました。
それはそうですよね。
運動機能は衰えているだけで、特に問題は無いのですから…。
そして、私一人の介助で、楽々と便座に座ることができました。
ご本人も、驚いたようです。
「何年ぶりだろう…。便座に座るなんて!」
ウォシュレットは、心地良かったようです(笑)。
その後、車椅子からベッドへの移乗も私一人で行い、「こうしてください」と、泊りの女性職員に伝えました。
出来ること、やれることは、すべて、ご自身でやっていただかなくてはなりません。
その状況を、関連施設の責任者にも伝えました。
昨日、別件で、その関連施設に行く用がありましたので、ご挨拶すると、「お陰様で、希望が持てるようになりましたよ」と、笑顔でした。
施設の責任者も、「いわれた通りやってみましたが、確かに、立てますね。ご本人もやる気になってますよ」と。
今度、こちらにお出でになるときには、「上履き」を持参するそうです。
寝たきりだから、上履きは必要ないと、お持ちにならなかったんですね。
私も、「時間外」になってしまいますが(笑)、この方の下肢筋力トレーニングをやっていこうと考えています。
毎日「現場」で、多くの方を見ていますが、どなたも、やればやっただけの果実を得ています。
筋力が「つけば、ご本人だけでなく、介助者の負担も低減するんですよね。
この方には、まず、おむつではなく、トイレでの排尿排便を目指して頂きたいと思います。
捉まって立位を保持できれば、一人の介助でそれは可能です。
介護事業で効率を考えれば、どうしてもご本人の持てる機能を無視して「手を出してしまう」かも知れません。
あるいは、何もしない…!
だからこそ、「廃用症候群」という「病気!」が進んでしまうのです。
この「病気」は、ご本人というよりも、介護サービスを提供する側の責任が大きいのではないかと思いますね。
寝たきりだと思っていた方が、実は、単にリハビリを怠っていただけだったとは…!
我々にとって…、それは生活習慣ですよね。
体は動かしてなんぼ!
ということで、今日は、トレーニング後、ジョキングで帰ってこようと思います(笑)。
この記事へのコメント
そうでしたか。
リハビリ処方…それしかないですよね…。
それでマッサージが保険適用になったんですね。
でも、マッサージしても……。
やっぱり、トレーニングするしかないですね。