自己管理は、ラリーだ

3月19日の読売新聞に、「ダカールラリー(通称・パリダカ)」の大会責任者、エティエンヌ・ラビーニュ氏のインタビューが掲載されていました。

今年1月、テロの危険性から、30回を迎えた大会は中止に追い込まれたのです。

その後の経緯が気になっていましたが、代替の大会を南米で開催するようです。

氏は、「困難な状況に挑戦し、失敗しても屈しないというダカールのレース理念を主催者も持っている」と語っています。

砂漠を横断し、道なき道を行くこの冒険ラリーは、私の憧れでもありました。

競技者同士、ライバルであるばかりでなく、困難な道程を共有する友人でもあり、レースというよりも、冒険であり、自分自身への挑戦である、このラリーのコンセプトが、私の生き方に、少なからず影響を与えたものでした。

糖尿病の自己管理が、終わりのない旅なのだと気付いた時、私の心の中に、砂漠を行く「パリダカ」の、とりわけ、バイクでの参加者の姿が、浮かび上がってきたのです。

タイムを追求する。
規定時間で走る。
完走を目指す。

目標は、各自、さまざまなのですが、体力と精神力の限界を彷徨いながら、それでも、満面に笑みを浮かべる選手たち。

楽しそうな、幸せそうな表情をテレビ画面で見たときに、何故か、目頭が熱くなったことを、昨日の事のように思い出します。

昔、私が乗っていたバイクです。
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ガルル(GARRRR)という、オフロードバイク専門誌の、スペシャルマシン特集号に掲載されたものです。
パリダカマシン風に、改造したものです(勿論、合法です)。

この特集号では、同時に、第12回のパリダカールラリーの特集もありました。
18年前になります。

このバイクに乗り、気分だけは砂漠を行く、当時36歳の私でした。

毎日、エンドレスに繰り返す自己管理。

私は、これを、「セルフ・コントロール・ラリー」と名付けました。

私にとってのラリーは、レースではなく冒険です。

さらにいえば…それは【旅】。

この国の行く末も、我々の行く末も、砂漠のように茫漠として、時に厳しく、時に美しい。

「旅は道連れ、世は情け」

皆さん、共に頑張りましょう。

私は、「完走」目指して…。










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