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<<   作成日時 : 2011/10/16 16:16   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 2

先日、牧田先生が朝の情報番組に出演していましたね。

女房が録画していてくれました。

「カロリーはあまり関係ないんですよ。炭水化物が問題なんです」と仰っていました。

未だに、「カロリー」神話が語られているのが現状です…。

キャスターの小倉さんも、糖尿病のベテランのようですが、インスリンを使っています。

やはり、太り易くなってしまったということです。

小倉さんも、炭水化物摂取量を減らすことで、インスリン量も減量できるという結論に、経験的にたどり着いたようですね。

インスリン療法という治療も、食事療法というセルフコントロールが伴わなければ、長期的には行き場を失うことになるのです。

食事療法=カロリー制限というパラダイムでは、1gあたり9kcalの脂質の摂取が問題視されます。

カロリー制限=脂質制限のようにです。

さらに、1gあたり7kcalのアルコールも同様です。

カロリー制限対炭水化物管理、まさに、「脂質」対「糖質」の様相を呈していますね。

一方で、ストイックに我慢することが求められ、一方は、酒も飲める、たっぷり食べられる…。

しかし、どちらにしても、ある種の自己管理は必要となります。

一見、簡単でとっつき易い炭水化物管理ですが、主食を摂らないというパラダイムを持てない方も多いと思います。

「それじゃあ…何を食べたらいいの?」と。

ここで、もう一度、3大栄養素である、脂質、タンパク質、糖質(糖質は、炭水化物から食物繊維を差し引いたもので、血糖値を上げるのは、糖質です)について、整理しておきたいと思います。

まずは、脂質を考えましょう。

脂質は、常に熱い論争のテーマでよね(笑)。

ともすると、脂質=悪と勘違いされますが、それは明らかに間違ってます!

脂質は、「摂るべき」栄養素です。

脂質は、すべての細胞で、体温、免疫、代謝等の調整をする役割を担っているのです。

細胞膜の材料となり、ホルモンの材料となります。

ただし、体に良くない脂質もあります。

脂質の摂取は、実は、その量が問題なのではなく、質が問題なんですよね。

この点は、糖質管理を行っているため、必然的に脂質摂取量の増える我々が気をつけなければならないことです。

脂質は、以下の4つに分類されます。

1.単価不飽和脂肪酸
2.多価不飽和脂肪酸
3.飽和脂肪酸
4.トランス型脂肪酸

まず、単価不飽和脂肪酸です。

代表的なものに、オレイン酸があります。

オレイン酸は、オリーブ油の主成分です。

単価不飽和脂肪酸を避けるべきだという栄養学者は、まず、いないと思います(笑)。

ということで、単価不飽和脂肪酸は◎です!

次に多価不飽和脂肪酸です。

不飽和脂肪酸は、単価、多価ともに、室温では液体状になっています。

多価不飽和脂肪酸は、さらに、オメガ-3脂肪酸と、オメガ-6脂肪酸に分類されます。

オメガ-3では、必須脂肪酸であるEPAとDHAが含まれます。

EPAとDHAは、鮭、イワシ、ニシン、サバなどに多く含まれています。

これらの魚は、タンパク質も摂れますからまさしく◎ですね。

オメガ-6は、大豆油やごま油です。

外食やスナック菓子には、オメガ-6が多く使われていますので、ほどほどが肝心です。

オメガ-3は◎で、オメガ-6は△というところでしょうか。

次は、飽和脂肪酸です。

動物性脂肪や、バターなど、室温で固形になっているものが、飽和脂肪酸です。

これは、かつて、諸悪の根源のように言われていましたが、今は、それが間違いであることが分かっています。

実は、飽和脂肪酸は、糖質と密接な関係にあります。

糖質の過剰摂取+飽和脂肪酸の過剰摂取により、弊害が起こるんです。

それは、体脂肪の増加、インスリンの機能低下、心臓血管系への悪影響…、即ち、肥満の原因となります。

糖質摂取量の少ない我々には、飽和脂肪酸による悪影響は少ないといえます。

牛肉や鶏肉に含まれる飽和脂肪酸(ステアリン酸)には、LDLコレステロールを増やす作用が無いということが分かってきました。

また、オメガ-6の摂取量が適正であれば、乳製品に含まれるバルミチン酸にも、同様なことがいえるということです。

さらに、糖質を減らし、飽和脂肪酸摂取を増やすと、HDLコレステロールが増えるといいます。

飽和脂肪酸が問題なのは、糖質の過剰摂取とセットになることなんですよね。

糖質管理を行っている我々には、これは○と考えていいと思います。

マーガリンよりは、バター。

肉もOKです(笑)。

さて、「摂ってはいけない」脂質、それが、トランス型脂質です。

トランス型脂質とは、植物性油を水素処理して固形化したものです。

代表は、固形のマーガリン。

ケンタッキーやマックなどのファーストフードにも多く使われていましたが、現在では、各チェーンともに、トランス型脂質の使用を中止しているようです。

トランス脂質を加えると、美味しく感じるという魔力があるんですね。

しかも、コストは安いんです。

マックのポテトフライにも、以前は使われていたようです。

アメリカ人に比べれば、平均的日本人の摂取量は、問題になるほどではないでしょう。

それでも、頭の片隅に、「トランス型脂質」という言葉を刻み込んでいてください。

この脂質はデメリットだけで、栄養的なメリットは一つもありません。

我が家では、女房がバターよりもマーガリン派です。

本当は、バターにして貰いたいのですが、バターはパンに塗り難いのだそうです…。

ソフトタイプのマーガリンなので、おそらくは、多価不飽和脂肪酸だとは思いますが…、あるいは、水素処理した植物油が含まれているかも知れません。

私は、パンは食べませんので、マーガリンは無縁の食品です…。

場合によっては、クッキーややクラッカー、菓子パンに含まれていることもあるかも知れませんが、そもそも、これらの食品は、我々はほとんど食べないですからね(笑)。

仮に食べても、ごく少量でしょう。

こう考えると、我々が禁忌すべき脂質って、意外と少ないんです。

問題になる脂質は、大概、糖質(炭水化物)とセットになっていますからね。

堂々と、脂質を摂りましょう(笑)!!

脂質は、食事に大いなる満足を与えてくれます!

ただし、運動も忘れずに…と、いつもの締めくくりです(笑)。

*タンパク質と糖質については、次回に。












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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
糖質制限食療法は燎原の火のごとく広まってきておりますなあ。おかげで、糖質制限食品もあちこちに出回るようになっています。私は、ふすまパンを愛好しておりまして、味も向上してきました。また、シャトレーゼでは廉価の糖質制限アイスクリームやケーキなども販売しており、ちょくちょく利用しております。工夫が必要なんですね。ご飯は美味しいです。それこそ、ご飯とお新香で済みますからね。ご飯抜きになると工夫が必要となります。それと、脂質について誤解がありますねえ。なんか太る原因という。それで、あっさりと行きましょうと、糖質摂取となる。このあたりも啓蒙が必要なんでしょうか。
生駒山
2011/10/17 09:30
生駒山さん、おはようございます。

糖質に限らず、「ゼロ」食品や飲料…本当に増えてきましたね。

食品の「必要条件」だけで考えれば、カロリーが「ゼロ」のものは意味がありませんが、嗜好という点では、テイストだけでも充足感を得られます。

栄養素…分かっているようで…間違った情報も多いですからね。

もう一度、見直したいと思います。

sho
2011/10/18 06:50

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