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zoom RSS 幾つになっても…運動なんです!

<<   作成日時 : 2011/04/23 08:21   >>

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私の行っている介護施設には、いくつかの筋トレマシンがあります。

リカンベントスクワット、レッグエクステンション、アブダクションの3種類です。

座った状態でないと、運動できない方が多いので、座位で筋に負荷をかけることができる「マシン」は、とてもありがたいのです。

この施設の機能訓練を担当するようになって、3週間になりますが、利用者の方々も、ようやく、マシンの使い方を覚え、いよいよ、個別の課題に取り組んでいくことができそうです。

一番の問題は、利用者の方の「認識」です。

負荷抵抗に対する感受性が低く、適正な重量の設定が難しいんです。

筋肉痛と、その他の痛みの区別がつかないことは仕方ないとしても、自覚的に「ややきつい」範疇を判断できないのです。

そこで、主働筋に触れることで、判断しています。

主働筋の緊張の具合で、左右バランスも判断できます。

ほとんどの方の今までの負荷設定は軽すぎだと感じています。

今まで、軽かっただけに、初動負荷に驚いて、「重い」と仰るのですが、一旦、上がってしまえば、ほとんどの方が筋収縮を行うことができます。

以前は、1回ごとに重りを「ガシャン」と落として行っていましたが、今は、重りを落とさずに、常に筋が緊張している状態で行っていただいています。

さらに、運動のスピードコントロールを徹底してきました。

重りを「ガシャン」と落としていた時は、戻す動作が速くなってしまい、主働筋が一気に緩んでしまうのです。

そこで、ゆっくりと上げて、ゆっくりと下していただいています。

1回の動作を、4秒で上げて4秒で下すという、「スロトレ」です。

ゆっくりと戻すことで、主働筋には、引っ張られながら負荷がかかり(エキセントリック収縮)、さらに、拮抗筋の緊張も得られます。

同じ1回の動作でも、得られる効果が2倍も3倍も違ってきます。

皆さん、「今までとはやり方が違うけれど、効いてる感じがする」と、仰っています。

今のところ、皆さん、10回〜15回で1セットですが、徐々に、2〜3セットに漸進させていこう思います。

その他、ボールを股に挟んでアダクション、膝裏のボールを膝の屈曲で挟み込むレッグカールも追加して、下肢のトレーニング(すべて座位で)の基本メニューにしています。

この5つのエクササイズに加えて、「立ち上がり」の訓練なども行います。

立ち上がりでは、どうしても、腕を中心に、上半身の支持に依存する方が多いのですが、ほとんどの方が、大腿部の必要筋量を満たしていると考えています。

そこで、手を大腿部について、上半身を前に傾けながら起き上る方法を試してみたところ、皆さん、驚くほどスムーズに立ち上がることができました。

ご本人たちも、「こんなに簡単に立ち上がれるんですね!」と、感嘆していました(笑)。

この方法では、まず、重心の移動があり、股関節を屈曲させることで、腸腰筋始め、体幹を活かすことができ、さらに、大腿筋を使うことができるのです。

本当は、もっともっと、「パーソナル・トレーニング」に近づけていきたいのですが、今のところ、グループでのトレーニングとなっています。

個別に対応する必要のある方も分かってきましたので、これから、さらに機能訓練の精度を上げ、皆さんのQOLとADLの改善を果たしたいと思います。

介護施設には、それなりの問題点もあって、支障を数え上げればきりがありませんが、来月から、ヘルパーさんの増員もあり、本来の仕事に集中できる環境になりつつあります。

本来、機能訓練は、理学療法士や作業療法士の領域ですが、介護施設での機能訓練は包括的なものですので、「現場」でのトータルなサポートは、生活相談員や職員が兼務できることになっています。

だとすれば、この分野に、是非、パーソナルトレーナーの進出を認めて欲しいですね。

私のこの一歩が、その橋渡しになるよう、頑張ります!

あらためて、幾つになっても(最高齢は95歳!)、運動は必要だと実感しています。











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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
味の素研究所の小林久峰さんの論文によると高齢者でも運動をしてアミノ酸を摂取すると骨格筋タンパク質合成が促進されるとのことです。
アミノ酸を摂取するのは運動後すぐの方が良いようです。運動はレジスタンス運動と有酸素運動の組み合わせがベストのようですね。
問題は、高齢者が若齢者と大きく異なる点は、アミノ酸とともに糖を摂取させるとアミノ酸単独摂取では見られた骨格筋タンパク質の促進がまったく見られなくことだそうです。
これは、加齢とともに糖摂取が不要になってきたということではないでしょうか。
若齢者では併せて摂取する方が効果が大きいとのことですので対照的です。
つまり、若い頃はご飯と肉をたっぷりと食べて運動をすると筋肉をついてくるのだが、高齢化するとそれはやばいと言うことですね。
と言うことは、高齢者の筋肉増加は糖質制限食と運動の組み合わせということになります。
これは私の腹筋を見てもうなずけます。
昨年までは腹筋運動をしても腹に筋が出来なかったのですが、この頃は出来ているのです。
どうも小林さんの説は説得力があります。
私らの歳になったらこちらの観点でも糖質制限になるようです。
生駒山
2011/04/25 14:09
生駒山さん、おはようございます。

仰る通りです。

加齢と共に糖質の必要量が減ることは、自明の理です。

ところが、高齢になるほど、炭水化物(ごはん)に偏重していくんですね。

食欲も減ってくることから、つい、おかゆだけ…という方も多いんですよ。

ご指摘のように、高齢の方こそ、タンパク質を摂らなければなりません。

糖質を制限するというよりも、少量多品種のおかず中心の食事が健康的だと思います。

sho
2011/04/26 06:39

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