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zoom RSS カロリーって、何だ?

<<   作成日時 : 2011/03/08 21:43   >>

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カロリーって、何なんでしょうね(笑)。

栄養学でいう、kcal(キロカロリー)です。

熱エネルギーの単位であることは分かるのですが、例えば、消費カロリーが摂取カロリーを上回れば、体重が減るのかといえば、一概には言えません。

物理学的には、減らなくてはおかしいですよね(笑)。

一日絶食すれば、-1,800kcal程度ですから、仮に体脂肪が減量したとすれば、250g!

1sの体脂肪を分解するには、7,200kcalの活動代謝が必要です。

ところが、我々の「体重」には、水分も含まれますので、そう単純にはいきません。

私たちの体温を維持するためには、細胞の新陳代謝が必要で、これは熱生成ですから、分かり易いと思います。

例えば、脂質は1gに対し、9kcalあるのもうなずけます。

脂質は、細胞膜の原材料となりますから、熱エネルギー生成が高いのでしょう。

カロリーがあるのは、三大栄養素(糖質、タンパク質、脂質)だけです。

ビタミンやミネラルには、カロリーがありません。

ちなみに、炭水化物に含まれる食物繊維は、暫定的(未だ、よくわかっていません)に1gにつき2kcalとされていますが、ほとんど、無視して良い量だと思います。

山で遭難したなど、究極の状態のときは、とにかく、カロリーのあるものを摂取することです。

糖質はエネルギー源だから、糖質を摂らなければならない…という訳ではありません。

以前、山(山菜取りだったと思います)で遭難した人が、マヨネーズを少しずつ摂り、長期に生き延び、無事救助されたという話しを記憶しています。

マヨネーズは、災害時にも緊急の要件を満たすものかも知れませんね。

体温を維持できるだけのカロリー摂取が無ければ、蓄積されている体脂肪とグリコーゲンで、例えATP生成ができたとしても、限界があるのです。

摂取したカロリーは、どこかで熱変換されているんですね。

三大栄養素の中で、最も、熱効率が良いのは糖質です。

だからこそ、糖質は、熱変換ロスが少なく、限りなく蓄積、保存されるんです。

まず、肝臓に蓄えられ、続いて筋、最終的には、中性脂肪として蓄積されます。

もしも、「遭難」という緊急事態に陥った場合、熱生成の面では、脂質かタンパク質摂取が良いと思います。

確かに、砂糖をなめるより、脂っこい肉を食べた方が、体は温まる気がします。

温かいうどんは、うどんの糖質ではなく、「温度」によって直接温まるだけでしょうね(笑)。

冷たいうどんを食べて、体が温めるでしょうか…。

太古の昔、我々の祖先は、脂質とタンパク質を中心に摂取していたのでしょう。

極冠の地で、イヌイットたちは、暖かいうどんよりも、アザラシの生肉で体温を維持していたのです。

糖質は、それこそ、少量しか得ることのできない貴重な栄養素、しかも、直接的なエネルギー源です。

だからこそ、すべてを効率よく蓄積する仕組みが出来上がったんでしょうね。

それでなくてもすい臓のインスリン分泌能の低い日本人が、コメ文化を築いてきたということは、歴史の皮肉ですね。

コメ農耕という気候的な必然と、運動不足の主因である戦後の急速な文明の発達という、文化人類学的な必然のミスマッチです。

「食べる」、これは、本当に楽しいし、一生のテーマです(笑)。

栄養学…というよりも、食べる…という感覚で、栄養士さんたちと議論してみたいなと思う、今日この頃です。







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コメント(4件)

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shoさんこんにちは。私は栄養士としてカロリーと所要量にはなんの興味も無いです。私が食品に関して気を付けているのはただ一つ、食べてもいい物か食べてはいけない物かだけです!!
能登の管理栄養士。
2011/03/08 23:00
能登の管理栄養士さん、こんばんは。

なるほど…、極めてシンプルですね(笑)。

シンプルでありながら、奥が深い気もします。

ジム所属の栄養士さんとも、このブログに書いたような話をしてみたいと思いました。

その方も、仮に「ただ一つ、食べてもいい物か食べてはいけない物かだけ」という話しであったら、そこからまた、突っ込みを入れて、理解を深めたいですね(笑)。

良いか悪いか…それは、状況によって変わると思います。

そんな個別の状況を判断し、提案してくれる栄養士さんが必要ですね。

糖質を摂れば血糖値が爆発することを承知で、栄養比60%は糖質を摂ることを推奨する栄養指導は、明らかに、「食べてもいい物か食べてはいけない物か」の基準を間違えていると思います。

以前、このブログでも、著名な管理栄養士さんと議論したこともあります。

そろそろ、栄養士さん達の本音が聞きたいですね。

今後とも、宜しくお願いします。
sho
2011/03/09 00:01
shoさんこんにちは。カロリーというのは臨床現場例えば経管輸液(点滴)において意味をもつものじゃないかな?医者の専門用語だと思います。
能登の管理栄養士。
2011/03/09 13:32
能登の栄養士さん、おはようございます。

なるほど…、『医者の専門用語』ですか…。

その『専門用語』に、我々は振り回されるんですよね。

栄養指導では、「指示カロリーを守ってください」と、念を押されます。

「一日一万歩、歩いてください」と同じですね(笑)。
sho
2011/03/10 08:03

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