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zoom RSS 筋のドラマを見るよう…

<<   作成日時 : 2010/02/18 15:57   >>

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バンクーバーオリンピック、日本も、スピードスケート500mでメダルを獲得したことから、盛り上がってきましたね!

今日は、1000mのレースがありました。

日本人は残念な結果でしたが、スケート選手たちの大腿四頭筋とハムストリングは、圧倒的な迫力がありますね。
大腰筋は、見えませんが、これもすごいと思います。

特に、1000mでは、筋の疲労や持久力などが、ありありと見て取れます。
心肺機能…というよりは、やはり、筋のドラマを感じてしまいます。

筋という側面で捉えれば、500mも1000mも、この競技に勝つには、大きな速筋群と、グリコーゲン貯蔵量が決め手になると思います。

ただし、500mでは、陸上短距離に比べれば、コーナリングというテクニカルな部分も大きく関わってきますので、その点、スケーティングテクニックに優る、アジア勢がメダルを独占できたんですね。

速筋群は、生まれつきのもの…、即ち、遺伝子に関わっています。

速筋群を遅筋群的に鍛えることは可能ですが、その逆は、極めて難しいとされています。

陸上短距離は素質、長距離は練習といわれる所以です。

最も、最近の陸上長距離は、ゴール間際は全力ダッシュですので、様相が変わってきましたが…。

今回のスピードスケート1000mは、圧倒的な強さで、黒人であるシャニー・デービス選手が金メダルを取りました。

パワーとグリコーゲン貯蔵量は、圧倒的です。
また、乳酸性作業閾値(LT)のレベルも、相当に高いのでしょう。

今後、速筋の生成に優る黒人選手が、台頭するかも知れませんね。

一見、我々の生活とは関係ない、アスリートの話し…と、考えてしまいますが、実は、我々の健康エクササイズと、決して無関係なことではないのです。

筋とグリコーゲンは、我々にはお馴染み、密接な関係がありますよね。

パワーは兎も角、グリコーゲンの貯蔵量は、我々も増やした方が、血中グルコース(ブドウ糖)の取り込みに有利なります。

また、乳酸性作業閾値(LT)の点でも、この値を高めることで、ある程度の強度の運動を、長時間続けることが可能となります。

エネルギー代謝が、脂肪酸をATPの素にする低活動レベルにおいては差し支えないのですが、普段、運動不足であったり、運動経験が少ない方は、筋グリコーゲンの量も、LTのレベルも低くなってしまい、その結果、チョッと体を動かしただけでバテテしまったり、力が出せなかったりと、さらに、エクササイズへの抵抗感を感じるという悪循環を招いてしまいます。

筋グリコーゲンの好循環をつくるには、速筋に働きかけるレジスタンストレーニング(筋トレ)と、心拍数を管理した有酸素運動が有効となります。

速筋、遅筋、ともに鍛えていくことが必要です。

これを、クロス・トレーニングといいます。

ウォーキングだけでは、加齢に伴うサルコペニアという現象を食い止めることは困難なのです。

ウォーキングでは、主に、遅筋群を使います。

また、心拍を上げて(強度を上げて)、LTぎりぎりのところで筋グリコーゲンの消費を図ることもできません。

筋グリコーゲンを、ある程度消費するような運動が、我々にとって最も効果的な運動なのです。

たとえゆっくりとしたペースであっても、ジョキングであれば、速筋に負荷をかけることが可能となります。

また、チューブを使ったソフトな筋トレであっても、その方の体力にマッチしていれば、十分に速筋への負荷を与えることができます。

また、筋トレだけを行っていても、今度は、長時間の運動ができなくなってしまいます。

やはり、クロス・トレーニングなのです。

我々にとっての、筋作りの目的は、筋量、即ち、グリコーゲンの貯蔵量を増やし、さらに、長時間のLTレベルの運動をこなせるようになる(LTレベルを引き上げる)ことです。

その結果、糖質に対する、血糖コントロールの幅を広げることができるのです。

運動によって、食後2時間の血糖値を管理するだけでなく、より強度の高い運動を、長時間こなせるようになれば、それだけ多くの糖質を摂ることが可能になります。

食後の血糖コントロールは勿論のこと、グリコーゲンの貯蔵庫を増やすとともに、運動可能の幅を広げる、これも、運動療法の目的の一つだと考えています。

ジョキングを1時間(7q〜10q)行うことができれば、大概のものは食べられますよ。

勿論、糖質を摂らなければ血糖値は上がりませんが、摂っても、インスリンを分泌させずに血糖コントロールができれば、それだけ食品の幅が広がり、QOL向上に繋がると思います。

選手も、食事とトレーニングは、一体です。

オリンピックも、試合の結果だけを見るのではなく、選手の筋の素質や、筋を鍛えていく過程、トレーニングに思いを馳せてみても、面白いですね。

筋のドラマは、オリンピック選手だけのものではありません。

我々の筋のドラマを、下記にまとめておきます。

@筋グリコーゲンの貯蔵量を増やすことで、血糖の取り込みを量を増やす。

A筋のLT値を上げることで、長時間の運動を可能にし、その結果、摂取可能な糖質量を増やす。

Bあらゆる運動をこなせることで、食後2時間の血糖コントロールの方法について、自由度を得る。

糖尿病と筋…、切っても切れないドラマがありました。














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