シニアフィットネス研究所

アクセスカウンタ

zoom RSS 「トークテスト」って、知ってますか?

<<   作成日時 : 2010/02/04 09:23   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

運動の処方は、つくづく個人差が大きいと、あらためて感じました。

分かってはいても、その個人差を精査した上で、クライアントにマッチした運動処方をつくるのは容易ではありません。

昨日は、筋量増とスタミナアップという、クライアント(男性)のオファーに応えてのセッションを行いました。

筋トレを一通り終え、有酸素運動を行っていただきました。

今回のセッションでは、スタミナアップも大きなテーマのひとつですので、有酸素運動も疎かにはできません。

安静時心拍数を計測し、カルボーネン法で60%強度の目標心拍数≪121≫と決めました。

有酸素運動の種目は、エアロバイクです。

ランやウォークよりも、大腿筋への負荷が強いからです。

クライアントは、まず、大きな筋を鍛える必要があります。

目標心拍数は、あくまでも計算値です。
また、クライアントは徐脈傾向がありますので、注意深く見守ることにしました。

そこで、クライアントの傍で、「トークテスト」を行いながら、チェックしました。

「トークテスト」とは、有酸素運動中のクライアントと、自然な会話を交すことで、クライアントが自発的に感じている運動強度を探るテストなんです。

運動しながら会話か可能か、あるいは、会話しながらでは運動が継続できないかをチェックします。

自発的運動強度は、下記の図で表すことができます。
画像


13ポイントの、ややきつい…が目標ですが、この表(ボルグスケール)では、ポイント×10がおおよその心拍数を示すといわれています。

ややきつい…は、一般的には心拍数≪130≫程度ということになります。
会話しながら運動は可能だけれど、少し息が上がっていて、ずっと会話しながらではきついかな…という感じです。

しかし、このクライアントの場合には、もう少し低い値になります。

ペダルの重さを変え、様子を見ながら約10分。

心拍数が≪100≫に上がった時点で、会話の最中に息が弾んでいる様子が伺えました。
汗もかき始めています。

≪100≫という心拍数は、クライアントにとって、計算値であれば、約40%強度となりますが、実際には、60%近い強度になっているでしょう。

これが、個人差です。

スタミナアップは、ある一定の心拍数で、一定時間の運動を継続することで得られます。

おそらく、このクライアントが≪121≫で有酸素運動を行った場合、30分も継続できないのではないかと思います。
それでは、意味がありません。

あくまでも、運動を30分、60分と継続することで、スタミナを養成することができます。

今回は、30分、エアロバイクをやっていただきましたが、このようなトレーニングでは、一定の心拍を保ちながら、運動時間を延ばす、または、一定の心拍を保ちながら、運動強度を上げていきます。

結果として、心肺機能の向上と、酸化機構の効率化が得られ、スタミナがアップするのです。

上記の自発的運動強度表は、体力的弱者や、高齢者の運動強度を判定するのにも、便利です。

唯一の問題点は、パーソナル・トレーナーと一緒だと、クライアントは頑張りすぎてしまうことでしょうか(笑)?

ややきつい…、この状態を自覚するためには、常に自分の体に関心を寄せ、感度を磨かなければなりませんね。

自覚する感覚も、立派な運動スキルだと思います。

皆さんも、ご自分の体と、会話してください!








テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
「トークテスト」って、知ってますか? シニアフィットネス研究所/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる