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zoom RSS 糖新生とは…

<<   作成日時 : 2009/07/08 12:31   >>

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糖新生と糖尿病とは切っても切れない関係ですね。

肝臓によって糖新生が行われると、血糖値が上がります。
通常は、インスリンが血糖値の平衡をとるのですが、我々の場合は、そう簡単ではありません。

糖代謝とは、血糖値の上げ下げのすべてのバランスから成り立っているのです。

さて、今回は糖新生を考えてみます。

糖質を摂取すれば血糖値が上がりますが、糖質を摂取しなくても血糖値が上がる仕組があります。
その役割を直接的に担っている臓器が、肝臓です。

現代に生きる我々、とりわけ文明国の住民は、めったに飢餓の状態にはならないでしょう。
しかし、人類にとっては、飢餓は想定内のことなのです。

血液中の糖質量が減ると、脳の活動に影響が出かねません。
即ち、低血糖です。

そこで、そのような危機に備えるため、肝臓にグリコーゲンを貯蔵して、いつでも血液中にグルコースとして還元できる仕組があります。

これは、糖新生とは呼びません。
糖新生は、更に極限的な状態で起こります。

低血糖を感知した場合は、グルカゴンというホルモンが膵臓から分泌され、そのホルモンの刺激で肝グリコーゲンが還元され、血糖値を正常に保とうとします。

また、極度の緊張状態や、戦闘モードに入る必要がある場合は、アドレナリンが脳下垂体から分泌され、血糖値を上げて筋にエネルギー供給する準備を整えるのです。

このように、通常は、貯蔵されている肝グリコーゲンが還元されます。

ところが、肝に貯蔵されているグリコーゲンも、無尽蔵とはいかず、ほぼ一日絶食すれば枯渇してしまいます。

枯渇して低血糖になれば、非常に危険な状態になりかねません。

そこで、そのように枯渇してしまった場合には、肝はグリコーゲン以外のものからグルコースを合成することができるのです。

糖新生の材料は乳酸、グリセロール、アミノ酸です。

乳酸が使われるのは、強い運動や長く運動した場合で、筋グリコーゲン、肝グリコーゲンを使い果たした場合です。
乳酸2分子からグルコース1分子が作られて血液に戻されます。

筋グリコーゲンは運動エネルギー源であって、直接、血液中に還元することはできないのですが、副産物の乳酸を上手に活用するんですね。

やはり、人間の体の仕組はすごい!と思います。

グルガゴンを受けると、脂肪細胞は脂肪酸とグリセロールを血液中に放出しますが、肝臓は、このうちグリセロールを取り込んでグルコースを合成します。

アミノ酸は、肝臓に蓄えられているものから合成されますが、それでも足りない状態であれば、筋のアミノ酸が分解されるのです。

肝グリコーゲンは、ほぼ一日の絶食で枯渇するといわれていますので、「断食」中には糖新生が活発に行われていると考えられますね。

どうりで、「断食」したらといって、低血糖で倒れたりしない訳です…。

また、空きっ腹で寝てしまったような場合、明け方に肝グリコーゲンが枯渇し、糖新生が行われる可能性がると思います。

同様に、つまみを食べずに、お酒だけ飲んで寝てしまったような場合も、糖新生の可能性があると思います。

このように、糖新生が行われるのは、肝グリコーゲンが枯渇したか、それに近い状態の時です。
糖新生は、飢餓への備えなのです。

通常は、グルカゴン、アドレナリンなのど作用で肝グリコーゲンが還元されます。
普通に食事を摂っているならば、糖新生はめったに起こらないと考えていいと思います。

さて、極度に糖質を制限した場合は、どうなのでしょうか…。
この場合は、糖新生が活発化するのかも知れません。

私の場合は、糖質管理食であって断糖ではありませんので、肝グリコーゲンが枯渇することはめったにないと思います。

糖新生をコントロールすることは、とても難しそうです。

それであれば、十分な運動と、適正な血糖値を保てるよう糖質摂取量をコントロールしてグリコーゲンの好循環を作るほうがコントロールがやりやすいと、私は考えています。

肝へのグルコースの取り込みは、インスリンに依存せずに行われます。

本来は、肝へのグルコースが先に取り込まれるのですが、仮に、筋グリコーゲンが枯渇した場合は、筋への補給が優先されます。

肝臓は、グリコーゲン以外のものからグルコースを合成できますが、いざという時に、体が動かなければ獲物にありつけない…というDNAの刷り込みなんでしょうね。







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