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zoom RSS 運動時のアミノ酸摂取と、アミノ酸代謝

<<   作成日時 : 2009/04/02 13:24   >>

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筋収縮の主要なエネルギー元は、筋や肝臓に蓄えられているグリコーゲンと、脂肪細胞の脂肪ですが、筋の原材料であるタンパク質にも、エネルギーの代謝作用があります。

エネルギー全体から見れば、10%にも満たないのですが、筋グリコーゲンが枯渇した際に活性化されます。

いわゆる、「カラダを消費する」代謝ですが、同化(筋再生)も同時に行われますので、必ずしも筋萎縮に繋がるわけではありません。

筋が代謝できるアミノ酸(タンパク質が分解されてできます)は、ロイシン・イソロイシン・バリン・アラニン・アスパラギン酸・グルタミン酸の6種類に限られています。

これらのアミノ酸を、分岐鎖アミノ酸(BCAA)と呼んでいます。

代謝の仕組を簡単に説明します。

筋収縮時に活性化された特定酵素により、分岐鎖アミノ酸が分解され、TCA回路に入ります。

TCA回路とは、ミトコンドリアで酸素と水に分解される過程でアデノシン三リン酸(ATP)を作り出す酸化機構のことです。

アデノシン三リン酸(ATP)は、筋収縮のエネルギー源なのです。

このATPが筋にどのように作用するのかについても、簡単に説明しておきます。
かなり難しいので、デフォルメします。

筋収縮は、筋の細胞と細胞が滑りを起すことで伸びたり縮んだりしています。
筋自体が伸び縮みしているわけではありません(笑)…。
その際、潤滑油の役割を果たすのがATPなのです。

トレーニングとサプリメント摂取という観点からいうと、筋の活性と保護に分岐鎖アミノ酸を摂取する意義があります。

勿論、プロテインはタンパク質ですから、分解されればアミノ酸となります。

しかし、直接、アミノ酸を摂取したほうが手っ取り早い(笑)!ということです。

今や、オリンピック等の競技では、選手のアミノ酸摂取は常識となっています。

私は、トレーニングの前後に限って、アミノ酸を摂取していますが、トレーニング前とトレーニング後では、意味合いが違ってきます。

まず、トレーニング前。


ムサシのアミノ酸「ニー」です。
これは、分岐鎖アミノ酸だけで構成されており、主に運動パフォーマンスの向上を狙っています。

筋タンパクの分解を抑制する目的がありますが、もう一点、我々にとって見逃せない働きによて、運動パフォーマンスの向上が図れるのではないかと考えています。

分岐鎖アミノ酸のロイシンとイソロイシンには、インスリンと同様の作用があることが分かっています。

このため、筋へのグルコースの取り込みが活性化され、このことが運動パフォーマンスの向上にも繋がっていると考えられます。

実際、私もこの「ニー」を摂取してのトレーニングで実感しています。
筋グリコーゲンの解糖システムは、筋トレの主要なエネルギー源です。

トレーニングの直後に、この「ニー」再び摂取し、さらに下記も20分程度の時間差で摂取します。



ムサシの「クアン」です。

こちらは、分岐鎖アミノ酸を含みますが、さらに多種類のアミノ酸を含んでいます。

運動後のアミノ酸摂取は、タンパク質の合成を促して筋の再生を図るという目的があります。

もともと加圧トレーニングでは、筋肉痛になりにくいのですが、このようなアミノ酸摂取によって、私の場合は、トレーニング翌日に、軽い筋肉痛を実感するだけで、それ以上のものはありません。

本来、筋量の増大を図るのであれば、アミノ酸(タンパク質)だけでなく、十分な糖質も摂取したいところなのですが、このあたりのさじ加減が我々にとっては、難しいところですね。

筋グリコーゲンが枯渇したところで、十分な糖質を摂ることによって、グリコーゲンの貯蔵量が増える(カーボローディング又はグリコーゲンローディング)といわれています。

トレーニングの目的は糖尿病の中長期的な管理と健康です。

あくまでも、血糖管理を優先しなければならないと思います。

また、目的を考えれば、無闇に摂取するのではなく、トレーニングに照準を合わせることで、パフォーマンスの向上と、自らのカラダの保護を両立させたいですね。















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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
問題は腹部だけじゃなかったと気付き
最近、スロトレの本を買いました。
こちらの運動のコンテンツを読めば全部載っていますね。
購入=モチ上げ(笑)の意味もあります。
階段を横向きで降りなければならない程の
前太ももの筋肉痛が3日続き泣きました。
アミノ酸摂取の記事、興味深く拝見しました。
何故か、これを購入するのを躊躇うのですが・・・
多分、これを空にするまでスロトレが続いているのか
自分自身を訝しく思っているのだと思います(ダメじゃん)
少し調べたら乳製品でもいいと書いてあったので
(アミノ酸の方がダイレクトだとは了解していますが)
チーズにしてみようか・・なんて。
おいしいおいしいと食べ過ぎて
チーズ太りにならないようにしないとですね。
knacke
2009/04/04 14:46
knackeさん、おはようございます。

頑張ってますね!

運動直後に、タンパク質を含む食品を積極的に摂るようにすればいいと思います。

筋の再生には、タンパク質が必要です。

豆乳200mlには、10g近いタンパク質がありますし、チーズ等もいいですよね。

私は、トレーニング当日の夕食は、肉料理を中心に摂るようにしています。

なんといっても、肉はタンパク質が豊富です。

豚肉であれば、ビタミンB群も豊富ですから、一石二鳥です。

運動しないと、なにか落ち着かない…、このように運動が習慣化してしまえば、しめたものですよね(笑)。





sho
2009/04/05 10:31

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