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zoom RSS 血糖値と、耐久レース

<<   作成日時 : 2009/02/10 10:58   >>

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最近は、マラソンの中継などで、解説者が血糖値について触れることがよくあります。

これは、以前にはなかったことだと思います。

実は、運動と血糖値は、切っても切れない関係なのです。

運動パフォーマンスを、より科学的に追求していくと、この、血糖値の状態如何にたどり着くことになるんですね。

マラソンの途中では、補給ポイントが設けられ、選手はそれぞれ用意したスペシャルドリンクを取りますが、このスペシャルドリンク、前半では少量の糖質を含むものなのですが、後半は、ただの水を用意する選手が多いのだそうです。

ここに、耐久レースの血糖管理のポイントがありそうです。

私は、マラソンはやりませんが、このようなメカニズムを知ることは、私自身の血糖管理には有益だと考えています。

前半の「少量」の糖質を含むドリンクは、なんといっても、筋グリコーゲンの補給が目的です。

マラソンのような耐久レースでは、脂肪燃焼によるエネルギー創出だけでなく、筋グリコーゲンの解糖システムも同時に使われます。

この場合、解糖によるエネルギー供給は長続きしませんので、血糖値を上げすぎない範囲での補給が必要となります。

なぜ、「少量」の糖質補給なのかといえば、仮に大量の糖質を摂った場合、インスリンが大量に分泌され、血糖値が下がってしまうからです。

こうなると、筋へのグリコーゲン補給が損なわれてしまいますので、運動パフォーマンスは著しく低下し、最悪、リタイアということになってしまいます。

また、血糖値が高過ぎてもいけません。
我々の場合には、こちらにも注意が必要ですね。

180〜230という高値では、ATPが合成されず、乳酸に変換されてしまうといわれています。

つまり、体は動かなくなってしまうのです。

これが、マラソン後半は、糖質を含まない水を補給する理由です。

その時点での、必要以上の血糖上昇を防ぎたいということでしょう…。
糖質の摂取量を間違えてしまえば、十分にその危険性があります。

しかし、戦略としては難しいですね。

なにか、手探りでやっているような感じがします。

もしかすると…ですが、我々は、この点、有利かも知れません。
運動に適した血糖値を管理するのは、健常人よりも我々の方がたやすいと思います。

勿論、食後血糖に関しては、健常人と同じ糖質量を正常な値でコントロールすることはできませんが、それだけ、毎日の血糖管理に気を配り、関心も持っています。

また、我々のインスリンは、それ程効果的ではありませんので、少量の糖質を補給し続けることで、案外、運動パフォーマンスを安定させることができるかも知れないと思います。

勿論、「我々」といっても、それは一部の長距離アスリートのことですが…(笑)。

マラソンの競技最中に、もしも血糖値を測定できれば、さらにタイムアップを図れるかも知れませんね。

運動に最適な血糖値は、健常人も糖尿人も、160〜140くらいだと思います。

スパートのタイミングも、本当はその時点の血糖値次第ということです。
マックスギリギリの血糖値でスパートをかければ、解糖システムを最大限活用することができます。

最近のマラソンは、ゴール間際はまるで800m走のようです…。

こう考えると、マラソンをはじめとした耐久レースの科学的戦略というものは、まだ、端に着いたばかりなのかも知れません。

血糖値にこだわる我々だからこそ、気付くことですよね。

マラソンの中継を見るときには、解説者の血糖値に関するコメントに注目してみるのも面白いのではないでしょうか。




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