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zoom RSS エネルギー切れって…

<<   作成日時 : 2009/01/08 12:59   >>

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運動をしていて、「もう、これ以上動けない」という状態を体験したことがありますか?

正月の定番、箱根駅伝でも、いわゆる「ブレーキ」になってしまう選手がいます。

この状態は、やはり、マラソンやトライアスロン等の耐久レースでよく起こることなのですが、場合によっては、それ程ヘビーな運動でなくても、起こることがあります。

この、いわゆる「エネルギー切れ」を、まとめてみました。

このエネルギー切れは、実は血糖値との関係が深いのです。

典型的なパターン、それが、ハンガーノックという状態です。

過酷な運動で、筋のグリコーゲンも、肝臓のグリコーゲンも枯渇し、低血糖になってしまった状態です。

これは、必ずしも、過酷な運動時だけとは限りません。

私も、薬(オイグルコンやアマリール)を飲んでいた頃、ウォーキングの最中に、ハンガーノックとまではいかないのですが、似たような体験をしました。

ペースが落ち、速く歩こうと思っても、体が云うことをきかないのです。

帰宅して血糖値を測ってみると、決まって二桁でした。

高血糖に慣れていた私は、100を切ると、手の震えなど、低血糖の自覚症状がありました。

この場合は、グリコーゲンが枯渇したのではなく、薬によるインスリンの過剰分泌と、運動によるGULT4のグルコース(血中ブドウ糖)の筋への取り込みが重なったため、低血糖(ぎみ)になったからだと思います。

薬を飲んでいる場合には、運動にも注意が必要ですね。

私は、普通の飴を持ち歩いていましたが、場合によっては、ブドウ糖の飴がいいかも知れません。

薬を飲んでいなければ、過酷な運動をしない限り、その心配はないと思います。

正常人の場合も、運動前に単純糖を多く摂取すると、インスリンが大量に分泌されてしまい、決して過酷な運動でなくても、これと同じ症状になることがあります。

私が監督をしている、ママさんバレーのチームにも、試合の直前は糖質を控え、不足分を試合中にドリンクで少しづつ摂るように指導しています。

運動中に動けなくなるエネルギー切れには、実はもう一つのパターンがあります。

それが、乳酸性作業閾値(いきち)です。

この場合は、耐久レース等ではなく、筋トレ等の無酸素運動時に起こります。
薬は関係ありません。

例えば、ご自分の限界まで腕立て伏せをやったと考えてください(実際にこれをやるのは、「過酷」な運動です(笑))。
15秒のインタバルで、また限界まで。
さらに15秒のインタバルで…。

どこかで、1回も出来なくなるはずです…。

このように、4回くらいしかできなくなってきた辺りが、乳酸性作業閾値と言って良いかと思います。
反復可能回数が4回で、ほぼ90%の力を出し切ったことになります。

ちなみに、1回は100%です。

このように、無酸素運動の限界を決めるのは、筋グリコーゲンの有無ではなく、無酸素運動で排出される乳酸が、どの段階で代謝廃棄物となるかの境目によって変わってくるのです。

乳酸が廃棄物となって蓄積されると、動けなくなります!

この、蓄積された乳酸が、筋肉痛の一つの要因です。

つまり、限界近くまで筋肉を使いましたよ…という証しです。

この筋肉痛が喜びになってくれば、本物です(笑)。

ただし、数日で筋肉痛が治まらない場合は、ケガの可能性がありますので、注意が必要です。

皆さん、お互いに、無理せず、ケガせず…、限界に挑戦しましょう?!



















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内 容 ニックネーム/日時
 ハンガーノック、自転車の長距離ライドではおなじみの言葉です。空腹感を感じた時には手遅れでこげなくなってしまうので、補給しながら走ります。
 でもって、私は筋肉痛がヨロコビのタイプです(笑)

 前の日記で炭水化物比の話になっていましたが、うちの旦那が60%にしたら、あっというまに食後血糖値300、A1c7%台、体重リバウンドしてしまいますよ(^^;) 去年の夏に1度それで失敗して、炭水化物1日120g弱に戻しました。
 カロリー制限しか指導しないとか、これが一番正しいとか押し付けてしまうのが一番危険だと思います。
 耐糖能もインスリン感受性も膵臓の能力も、それらの改善のペースや方向性、取り組み方や集中力も人それぞれですし、それぞれが個々に合った長く取り組める方法を模索できるのが必要なことですよね。
GUMI
2009/01/10 11:46
GUMIさん、こんにちは。

GUMIさんも、筋肉痛友の会メンバーだったんですね(笑)。

ところで、炭水化物比の話ですが、仮に総摂取カロリーが2,000kcalとして、その60%は1,200kcal。

炭水化物1g=4kcalですから、1200÷4=300gとなります。

一食辺り100gの糖質!

私も、無理だと思いますね!
A1cアップは、必須でしょう…。

まさしく、おっしゃる通り!!
糖代謝は各人各様です。

単純なものじゃないと思っています。

そこが、「自己管理型療法」の肝なんですよね。

情報は情報として収集し、そこから取捨選択し集中する…。

自己管理も、仕事などのマネージメントと同様ですね。




sho
2009/01/10 12:31
 一食あたり100g。通常人の私でもそんなに食べません(笑)。
 糖尿人の掲示板などを見ていると、それぞれが実践している食事療法へのこだわりは宗教と似ているかなあ?と思う時があります。自分が上手くいった方法を他の人に押し付けようとする人が多いというか。
 私はカロリーカウントも炭水化物比60%も否定するつもりはありません。それで上手くいく人はそれでいいわけで。でも、それだけでは上手くいかない人が何割か確実にいるわけで、よかれと思って言ってくださるのは分かるんですが。
 また、どんなに身体に合っていても、生活習慣や嗜好で続けられなかったら意味がないですよね。論文や他人の実績はあくまでも参考であって誰にでもあてはまるわけではないし、試してみて効果があったものでも本人が続ける気になるかもポイント。もしも、糖尿病が1年、2年の徹底した自己管理で完治するというのであれば血ヘドを吐いてもガマンして頑張りますが、そうではなくて「一生のつきあい」であるところが、おそらく最大のポイントだからには、「自分に合っていて効果のある方法」と「自主的にやる気になること」の落としどころが大事だと思っています。
GUMI
2009/01/10 16:27
GUMIさん、おはようございます。

おっしゃる通りですね!

特に、「食事療法」は個人の嗜好が大きく関与するだけに、難しいと思います。

何のための「食事療法」なのか…という点も重要ですよね。

私の場合は、糖尿病のコントロールということを、第一の目的に挙げています。

嗜好だけであれば、他に食べたいものはあるのですが、ぐっと我慢することもあります(笑)。
しかし、それも慣れという強い味方があり、今では心がざわつく事もありません。

「食事療法」は、さまざまな状況の変化(年齢や病状、経済情勢等)とともに、修正をしなければならないことがあるかも知れません。

その際にも、確りとした目的意識を持って臨みたいと思います。
sho
2009/01/11 09:25

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