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zoom RSS 脂質について…

<<   作成日時 : 2009/01/19 13:05   >>

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炭水化物、タンパク質ときましたので、今日は脂質を考えてみたいと思います。

炭水化物もタンパク質も、その量だけでなく質も重要なのですが、とりわけ脂質は、質を問う必要があると思います。

とかく悪者扱いされる脂質ですが、体内で合成できないものもあり、体にとって必要不可欠なものです。

脂質には、バターのように室温で固形になっている「飽和脂肪酸」、オリーブ油やキャノーラ油のように、室温で液状の「一価不飽和脂肪酸」、亜麻油、魚油のような「多価不飽和脂肪酸」があります。

また、必須脂肪酸には、リノレン酸、EPA(エイコサペンタエン酸)、DHA(ドコサヘキサエン酸)があり、リノール酸も必須脂肪酸です。

それぞれ、バランスよく摂る必要がありますが、「トランス脂肪酸」には注意が必要です。

トランス脂肪酸は、液体脂肪を固形化するために、水素を加えて化学的に合成したものです。
これは、コレステロール値を上昇させ、心血管系疾患のリスクを増大させるといわれています。

マーガリンなどに使われています。

最近では、ファーストフード系でも、このトランス脂肪を使わないというところも増えてきています。

トランス脂肪は、1日の脂肪摂取総量の1%以下に抑えるべきだといわれています。

さて、私の最大の関心は、過剰に脂肪摂取するとどうなるか…という事です。

これも、調べてみました。

果たして、脂肪は中性脂肪として蓄積されることはないのでしょうか…。

実は、蓄積されるんです!

一般的には、余分のブドウ糖が中性脂肪として脂肪細胞に蓄積されますので、中性脂肪の原料は糖質だといえます。
事実、私の中性脂肪のデータは、糖質を管理して以来下がり続け、今では正常値となっています。

ところが、やっかいなことに、「消化管抑制ポリペプチド」というホルモンが、両刀を使い、一方では食欲を抑制して過剰摂取にストップを掛けながら、一方では中性脂肪として、蓄積する方向に働くのです。

「消化管抑制ポリペプチド」は、脂肪が小腸から吸収された時に、十二指腸から分泌されます。

脂肪摂取がスイッチになり、「もう満腹」という信号を出すのです。
高脂肪食が腹持ちの良い理由の一つです。

脂肪が中性脂肪として蓄積されるのは、以下の仕組によります。

栄養として小腸から吸収された脂肪は、タンパク質とコレステロールでできた袋に包まれたような形(リボタンパクコレステロール)で血液中を運ばれてきます。

脂肪細胞は、血中のリボタンパクを、リボタンパクリパーゼという酵素で脂肪酸とグリセロールに分解した後、これを吸収して細胞に取り込み、中性脂肪に再合成するのです。

「消化管抑制ポリペプチド」は、このリボタンパクリパーゼの働きを活性化します。
まさしく、諸刃の剣です。

人間の体の仕組は、トコトン、エネルギー源を蓄えようとするんですね。

脂肪を制限しない食事の場合、長期的には、この「消化管抑制ポリペプチド」の活性が徐々に上昇し、ダイエット効果は低下してくるおそれもあるようです。

体重と体脂肪を管理するには、やはりカロリー過剰になってはいけませんね。

また、蓄積された脂肪は、実は燃やしやすいエネルギー源です。
せっせと運動して、燃焼効率を高めていきましょう。

このように、各栄養素について深く考えてみると、自分にとっての食事バランスが見えてきます。

すべての栄養素の摂取量は、身体活動の質や量、QOLに見合ったものでなければなりません。

そして、それが適正であるのかについては、血液や体組成に反映されたデータで常にチェックしていけばいいと思います。

特に、我々にとって炭水化物(糖質)の摂取は、運動の質と量だけでなく、自らの糖耐能との相談になります。

さらに、大事なことはQOLです。

食事は、楽しいものです!

食べることの楽しさ…これも忘れたくないですよね。













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覗いてみてください。↓
「血糖値」をめぐる最新の話題
http://med2.astellas.jp/jp/diabetes/clinical/lecture/09b/interview_09.pdf
モンチ
2009/01/19 20:51
モンチさん、おはようございます。

情報ありがとうございます。

やはり、食後2時間の管理が大切なんですね。

お陰さまで、このところ順調です。
sho
2009/01/20 09:35

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