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zoom RSS 診療指針…それはブラックシナリオ?

<<   作成日時 : 2008/04/02 09:46   >>

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少し前の読売新聞に、気になる記事が掲載されていました。

「指針作成医9割へ寄付金/製薬企業から」

一部抜粋します。

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48大学のデータを基に、がん、高血圧、糖尿病、ぜんそくなど主要な病気の指針40種類について、作成に携わった医師延べ276人の寄付金の受領状況を調べた。その結果、87%にあたる240人が、指針ができた年までの3年間に、それぞれの病気の治療薬を製造、販売する企業から、教官又は所属講座あての寄付金を受領していた。
寄付金額は、生活習慣病関連の指針で特に多く、今春から始まる国の特定健診・特定保健指導の基になる「メタボリックシンドロームの定義と基準」(05年作成)の場合、治療薬メーカーから計薬14億円の寄付があった。
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つまり、「診療指針」が製薬会社のひも付きになるおそれがあるのではないかという懸念です。

この所、「コレステロール」という言葉を耳にする機会が増えています。
新聞に全面公告が載っていたり、昨日のテレビ番組でも、「コレステロール」が取り上げられていました。

私の母も糖尿病なのですが、A1cの値よりもコレステロールの値についての指摘を受けるようです。

現在の指針では、「中高年女性の半数が患者に該当する」といわれています。

このことで、「不必要に患者を増やし、薬の使いすぎを招いて」いないのかと思います。

また、薬漬け医療についていえば、医師側は「薬は利益にならない」といいますが、直接利益にならなくても、製薬会社からのバックマージンや付け届けが全く無いと言い切れるのでしょうか?

私自身も、昨年の8月までは、まさに薬漬け状態でした。

炭水化物を減らしたり、計算したりする食事療法によって薬やインスリンから離脱できる可能性のある患者に、果たして適正な診療と指導は行われているのだろうかと…。

大変、うがった見方ではありますが、現在の糖尿病の診療指針には「ブラックシナリオ」が存在しているように思えてなりません。

「はい、あなたは糖尿病ですよ」⇒「まずは、カロリーをコントロールして減量しましょう」⇒「そろそろ、薬が必要ですね」⇒「薬の効きが悪くなってきましたね、薬を増やしましょう」⇒「もう、薬のコントロールでは無理です。インスリンに移行しましょう」…。

診断され、この間、10年〜20年、我々は製薬会社と医師の虜になってしまうのです。
糖尿病患者は、彼らにとって「生涯顧客」なのです。

合併症を併発してしまえば、なお更上得意です。

まさに、私の10年間の糖尿病歴は上記のシナリオに沿ったものでした。

だとすると、食事と運動だけで血糖をコントロールしていく方法など、一般的な診療指針として、取り上げられる訳がありません。

多くの医師が医療・治療に情熱を注ぎ、一生懸命に頑張っていると思います。
企業にしても、利益だけを語る時代は終わったと思います。
現場は、いつでも、皆、そうです。

変わらなければならないのは、ピラミッドの上にいる人達です。

このことに限らず、今、日本を動かしている頂点付近の人たちが…おかしい。

診療指針は、現場にとって実に大切です。
現場が、指針を外す訳にはいかないのです。

それだけに、研究機関や大学は、透明性を高め、公正で適正な指針を作る「責任」があります。

我々も、関心と注視を怠ってはならないと思います。







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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
そうですねえ。
もう専門家だけが独占する秘密って無くなっちゃいましたよね。
どこまでそれを認識してるのかな、って思います。

sakeoni1616
2008/04/03 21:57
sakeoni1616さん、コメントありがとうございます。

企業に例えると、かつては、情報を握っていることが上司の要件だった時代があります。
今や情報は全社で共有する事が当たり前になり、上司と部下の関係も変わってきました。

国家や官僚にも同じ事がいえると思います。

その点、大学をはじめとした教育機関が、最も遅れているのではないでしょうか。

どのような組織においても、透明性が高く、公正な「仕組み」がなければ、人材を活かす事ができないですよね。
sho
2008/04/04 07:30

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