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zoom RSS 自己管理、モチベーションの男女差

<<   作成日時 : 2008/01/30 16:05   >>

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まやさんのブログへのコメントのやり取りで、興味深い論文の紹介がありました。

まやさんのブログは下記です。
http://mayaetsally.blog32.fc2.com/blog-entry-51.html

興味深い論文が下記です。
≪2型糖尿病患者における「HbA1cと食事療法」および「HbA1cと血糖管理」の自己評価が及ぼす影響要因の検討
http://www.k-junshin.ac.jp/juntan/libhome/bulletin/No36/itesako.pdf

まずは、まやさんのブログ、論文をお読みいただきたいのですが、私は、この論文の中の「性格が及ぼす糖尿病への影響」に、いたく興味をそそられました。

この論文は、是非、プリントアウトしてお読みになる事をお勧めします。

何故、プリントアウトかというと、「長い」(A419枚)こともあるのですが、論文中にあるクレッチマー性格分類テストを、書き込んでやってみると面白いと思うからです。

ご自分の性格が、どのように分類されるのか…チョッと興味がありませんか?

論文中、8.群別の「心理面」項目との関連性から話しを進めます。

「食事療法×HbA1c」と「心理」項目との関連性では、コントロール良好群(この調査では、食事療法または血糖管理の自己評価が良好で、HbA1c7.9%以下)の男女に、差が見られます。

男女共に、「DMを受け入れているもの」「健常人と食事を共にすることを避けたいとは思わない」者が多いのですが、女性の良好群には「合併症に対して不安を持っている者」が多く、一方、男性の良好群では、「日常、自分がDMであることを認識している者」が多いとしています。

男女ともに、良好群に「食事療法を負担や苦痛に感じていない者」が多いとしています。

「血糖管理の自己評価×HbA1c」と「心理」項目との関連においても、上記と同様の傾向があるとしています。

9.群別の「性格」項目との関連性。
ここがさらに、大変興味深いと思いました。

良好群というのは、男女ともに同じような性格傾向があるのかと考えていたのですが、そうでもないのです。

男女の性差が際立ってきます。

調査対象の性格類型は、顕著な特徴がみられない「中間型性格」が多かったのですが、男性の良好群では次いで「能動性」が、女性も「中間型」が多かったのですが、次いで「過敏性」が多かったのです。

ここに、男女のモチベーションの違いが現れているように思います。

また、男性の不良群では「能動性」と「粘着性」が、女性の不良群では、「同調性」がトップだという事です。

不良群でも、男女の違いが現れています。

調査の総括では、≪男女ともに複数の性格タイプを持ち合わせ、際立った性格傾向を示さない中間型性格が多く、男女における食事療法および血糖管理の良好・不良は、性格には関連していなかった≫と結論付けています。

しかし、≪性格分類の35項目との関連性を見ると、男性と女性を含めた不良群は、自己を主張し人に従う事を嫌う傾向があった。これは、コンプライアンス(受動的態度)な態度に欠ける傾向があり、指導者側の説明能力および患者の理解力を高める必要がある≫と結んでいます。

この調査、≪性格≫というよりも、≪性差≫という読み方をすると、男性、女性別に、細かな指導やアドバイスが必要だということを表していると取れそうです。

男女のモチベーションの持ち方の差。

興味深いテーマです。

ちなみに、私のクレッチマー性格分類テストの結果は、「能動性」が11ポイントでしたから、最も近いタイプが「能動性」という事になります。
次いで、「同調性」が8ポイント、「内閉性」が8ポイントでした。















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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
 ね、私もこの論文、なかなか優れものだと思いました。で、男女の有意差があるとshoさんもお思いになったのは嬉しいです。 
 自己管理のメソードを、性格別に分けるのも必要ですよね。
 私は、能動的じゃなく、同調的ですが、普通の生活では過敏じゃないんですよね。脳内はかなり「おじさん」的です。
 でも、DMに関しては明らかに情動反応してます。「明るい元気な一病息災」ってポジティヴ思考にはなれないのはすでに繰り返したとおりです。これが癌ならどうだったんでしょう。やっぱりDMにまつわる社会イメージ「酒飲みのメタボおやじの行く末」みたいなのが女性として忌避反応に向かわせるのかも。
 もっとも、私はブログで情動も公開してるので、ブログを離れたら「どうでもいいや」という心境がメインです。そのためにもDM女性にはブログやることがお勧めかな。
まや
2008/01/30 18:44
まやさん、こんばんは。
いやぁ〜、本当に奥深いですね…。
男女の性差や性格、「医療」も、ここまで拘ってくれるのなら、間口も奥行きも広がっていくと思いますよ。
読売新聞に、「うつ」の特集記事があるのですが、「うつ」と「アルコール依存」の併発も少なくないそうです。その場合、まず「酒を断つ」必要があるそうです。その方法として「断酒会」等に参加し仲間を得ると同時に連帯感を持つこと。もう一つ、ブログなどで自分を表現し、向き合っていく事が有効だと書かれていました。ブログも、重要なアイテムになり得るという事です。DMにしても、「うつ」と併発している方も少なくありません。その場合の「自己管理」には、さらに難しいと思います。
我々のように、同じ目線からの「考察」、やっぱり大切ですよね…!
sho
2008/01/30 23:04

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