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zoom RSS アメリカの食料戦略

<<   作成日時 : 2008/01/25 15:15   >>

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よく欧米型の食生活が、「生活習慣病」を招く要因だといわれますが、本当にそうなのでしょうか?

戦後の食生活の変化は、この、肉と乳製品の普及が大きかったと思います。
まさに、肉食と乳製品は、欧米化の象徴です。

しかし、今では、日本は新たなステージに入ったような気がします。

欧米人に比べると、我々の食生活には、炭水化物の誘惑が多すぎると思います。

それは、和食が悪いという意味ではなく、現代の食生活に「歪(ゆがみ)」があるという事です。

ごはん、パン、そば、うどん、パスタ…。
3食、このどれかを食べる事で成り立ってしまう日本人の主食偏重の食生活。

特に、外食です。

回転すし、牛丼チェーン、カレー専門店、、うどん専門店、ラーメン屋、そば屋、ピザの店、パスタ専門店、ベーカリーレストラン…、あぁ、行けない店ばかりだ。

和食系のファミレス、ほっとして入ると、メニューは、丼物と、そば又はうどんのセット!

まるで、炭水化物の洪水です。

炭水化物は、安くて、美味しくて、お腹が一杯になる…。
確かに、その通りなのですが…。

ズバリ、血糖値を上げる主犯です。

困ったものです。

肉は血糖値を上げませんが、牛乳は乳糖が多く、血糖上昇を招いてしまいます。
昔の日本人にとっては、肉や牛乳はなじみのないものでした。

ところで、肉や乳製品の元である家畜の餌はすべて輸入品。

食生活が欧米化したといいますが、見方を変えれば、戦後、アメリカの食料戦略の「傘」に組み込まれたのだといえます。

「核の傘」だけでなく、食料についても。

餌がなければ、牛や豚や鶏を飼えない。
飼がなければ、肉や乳製品を供給できない。

だから、どんどん穀物を輸入する。
アメリカは、大いに儲かる。
アメリカは、元々、飼料用穀物の栽培にたけていたのです。

食生活の欧米化は、実は、巧みな誘惑でした。

ここに、アメリカ一人勝ちの秘密がありそうです。

中国も、こと飼料用穀物に関しては、輸入国になってしまいました。
中国でも、食生活の欧米化が進んでいるのです。

中国も、巧みなアメリカの食料戦略の、「傘」の中に入らんとしています。

日本は、新たなステージに入ったと言いましたが、主食、ごはんを除けば、小麦粉はほとんど、そば粉もあらかたが輸入品です。

ついでに言えば、大豆も輸入で、納豆や豆腐の原材料は輸入品なのです。

そこへ来て、大輸出国オーストラリアの大旱魃、カナダ、EUの減産。
(農水省の予測では、アメリカは14.1%の増。ここでも一人勝ち)
穀物や作物が採れない。
輸入に回す余裕がない。

その意味では、事態は深刻で、テロ対策の給油でも何でもやらなければ、日本は見放されてしまう恐怖があります。

実は、「食べる」ことって、容易ではないという事です。

食料危機なんて、他人事だと思いますか?

以外に、「近い」かも知れませんよ。

ガソリン税も気になりますが、大丈夫なのかな…日本。

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コメント(7件)

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日本人ほど食生活を短期間で大きく変化させた民族はいないのではないでしょうか。

肉類などの畜産物や油脂類の消費が増え、洋風化してますよね。
地域ごとの気候風土にあった伝統料理も失われつつあるようで、今こそ離れてしまった食と農の関係を見つめ直す必要があるのかもしれませんね。
小菊
2008/01/25 19:23
>主食、ごはんを除けば、小麦粉はほとんど、そば粉もあらかたが輸入品です。

お米だって、石油の輸入、肥料の輸入が滞れば途端に自給できなくなります。「米だけが自給可能」というのも全くの嘘っぱちですよ。

また、自給率ということを考えるのであれば、飼料用穀物や肉を輸入するのは問題外で、牛や豚に喰わせずに人間がそれを食べる必要があります。その際に、精白せずに食料とすることで自給率も高めることができます。

また、このことと糖尿病とは別問題として語られるべきで、精白されていないとはいえ炭水化物による食事をメインにしていながら、日本人が長く糖尿病にならなかったのは、要するに運動(=肉体労働)していたからでしょう。ですので、摂った炭水化物に見合うだけの運動ができるかどうかが問題なのだと思います。

食物自給率を高めるために、全員が兼業農家になれば、そして今の兼業農家のように機械に頼らないようになれば、糖尿になる暇はなくなるはずです。生産性は農業部門もサービス部門も、がたっと落ちますけどね(笑)。
B.O.C.
2008/01/26 08:01
小菊さん、はじめまして。

>日本人ほど食生活を短期間で大きく変化させた民族はいないのではないでしょうか。

いえいえ、そんなことはありませんよ。一番激しく変わったのはイヌイットや保護区に入れられたネイティブアメリカンでしょう。江部先生の記事にもあったと思いますが、従来の狩猟、あるいは農耕生活から、補助金を与えられる代わりに労働できなくされ、アルコール+精白炭水化物漬けの日々を送っている人たちはもっとすごいことになっています。モンゴルの定住化政策も食生活を大きく変えているようです。

日本だけではなく、どこでも世界的な食の画一化に襲われているのが現状でしょう。
B.O.C.
2008/01/26 08:01
小菊さん、コメントありがとうございます。

B.O.C.さんも、おっしゃっていますが、食の画一化は世界的な流れのようです。
その中で、日本では「身土不二」(しんどふじ)とい言葉があります。我が住む土地の物を食するのが、最も自然だという意味です。本来、食とういのは、土地に根ざしたものなんですね。
≪今こそ離れてしまった食と農の関係を見つめ直す必要がある≫
私も、その通りだと思います。
sho
2008/01/26 08:27
B.O.C.さん、コメントありがとうございます。

そもそも、日本はエネルギー自給できなのですから、石油が生命線なんですよね。燃料がなければ、トラクターも動かせない。肥料にしても、化学肥料はすべて石油製品です。それだけに、たい肥等の有機肥料を有効に使っていく事が必要なんです。これだって、こと稲作に関しては、まだまだなんですよ。
また、≪全員兼業農家≫説、大賛成です(笑)。
もっと言えば、≪全員、サンデーファーマー≫!
このためには、農地法を改定する必要があると思います。さらに、農協の改革も進めなければならないでしょう。
B.O.C.さんの、ご実家は、農業をなさっているのですか?
農業関連は、私の仕事でもありますので、このテーマは、後程、詳しく書きたいと思います。

また、色々とご意見お願いします。

sho
2008/01/26 08:41
shoさん少しおかりします。
B.O.C.さん有難うございます。
江部先生のブログ私も読ませていただいています。 
それから、検査結果すばらしいですね。うらやましいです。
私が猛スピードで変化させたのではと思ったのは、食料需給の構成の推移(農水省)の変化や調理食品と外食。
何兆円ともいわれる食品市場などなど。
勉強不足なのでいろいろ教えてください。
よろしくお願いします。

小菊
2008/01/27 20:58
小菊さん、コメントありがとうございます。

本当に、目まぐるしいスピードで、「食の環境」が変化していますね。10年後のどうなるのか…、見当もつかないところが怖いです。

B.O.C.さんの検査数値…。
私も羨ましい…。
「shoさんも、昼食も主食を抜く『スパー糖質制限食』、1ヶ月試してみたら」…と言われています(汗)。
でも、一回は「飯」食いたいなぁ…と…。
sho
2008/01/27 21:57

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