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zoom RSS 行動経済学から見た自己管理

<<   作成日時 : 2007/12/12 13:49   >>

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「行動経済学」というのが、あるのだそうです。

詳しいことは分かりませんが、簡単にいうと、こうです。

貯金を始めて、100万円になった時の喜びを「5」とします。
それが、倍の200万円になった時の喜びも、倍の「10」になるかといえば、そうならない。
その喜びは、どこかで止まってしまう…のだそうです。

私も、100万円貯めた訳ではありませんが、そう思います。

ところが、一度良い思いをしてしまうと、元には戻れない。
確かに、そうです。

その100万円が、ゼロになってしまったら、「5」の喜びが「ゼロ」になるのではなく、きっと「マイナス」になってしまうでしょう。

このことは、岡本史郎著「稼ぐ超思考法」に詳しく書かれています。



岡本氏は、何と言いますか…、いわゆる「へそ曲がり思考」(失礼!)の主で、私は彼のファンでもあります。

この「行動経済学」は、「自己管理」に応用できそうですね。

例えば、一度でも「好成績」をたたき出す事ができれば、後に引けない心理状態になり、自然と「自己管理」ができる。

もっと頑張ろうと思う。

それが後退するようだと、ココロの痛みが大きいので、頑張る。

実際、「自己血糖の測定」を始めてから、3時のおやつに、アンパンやジャムパン…食べれられなくなってしまいました!

肉まんもアンまんも、しばらく食べてない!

「行動経済学」的に、「人はリスクを回避して得たものを、守ろうとする性質の方が強い」点を、上手に利用するのです。

毎日の事である「自己管理」は、楽しくなければできないと思いますが、このように、自然な形で自分を追い込む事もありだと思います。

ところが、ここにも二つ、問題があります。

一つは、どこかで、その喜びが止まってしまう事。

当たり前になってしまえば、「やった!」という初心を忘れてしまう。

頑張って「自己管理」しても、それが当たり前になってしまえば、だんだん好転していった時の喜びがなくなってしまう…。

それも淋しい気がします。

どこかで区切りをつけて、自分を褒めてやるための「ご褒美」を準備するのも手だと思います。

もう一つの問題。

これは、深刻です。

上手くいっている状態とは別に、もう一つ、「幸せな領域」があるのです…。

それは、全く上手くいっていない領域の人たち。
「自己管理」が当たり前の事になり、喜びが半減してしまった人たちと、対極をなす人たちです。

「一生は一回なのだから、自分は好きなように好きな物を食べる」と達観してしまった達人。

食事療法ノーコントロールの人たち。

あるいは、悪い数値自慢…。

「君なんかまだマシだよ。オレはヘモグロビン10以上だぜ。ヘヘヘへ」

(注:すべてに当てはめているわけではありません。数値を、改善したくてもできない方もいるでしょう。その方の事を言っている訳ではありません。そうではなく、上記のような意識の方も、いらっしゃるという事です)

この領域の人達は、結構「幸せ」(あくまで、心理的にですよ!)なのかも知れません。
だから、改善しようとしない。

しかし、著書では「リスク」についてこうも述べています。

「私たちは、見たいものしか見ない生き物です。しかし、そこに不確実性が忍び込みます。「見たくない現実」。これをしっかり見る事ができれば、「計算できない不確実性」は、大きく減り、リスクの確率も減っていきます」

リスクに無自覚になる。

良くあることです。

しかし、それは私たちにとっては、命と直結しています。

私たちの「リスク」は、「計算できない不確実性」どころではありません。

放っておけば、間違いなく、100%、合併症になります。

その時に後悔しても、遅いのです。

やれるだけの事…やりましょう…!

岡本氏の代表的な思想に、「どんなことでも、逆さまから考えてみる」という事があります。

私の好きな「考え方」です。

「好きなものを探すなら、嫌いなものを探す」

良いですねぇ…。

それでは、逆から考えて見て下さい。

「糖尿病」を放置したら、どうなるのか………。


















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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
こんにちは。shoさん。
この間はブログへのコメントありがとうございました。
最後・・。鳥肌が立つほど怖くなってしまいました。
そうなんですよね・・。達観しちゃっている人はいる。むしろ、病気がひどくてかわいそうな自分が好きになっちゃってる人さえもいる。
苦しくって怖いのに。
これからはもっと辛いのに・・・。
他の記事も読ませてもらいました。
いっぱい頑張っていらっしゃるのですね。
本当に本当に簡単に出来ることではないと思います。
また、伺います。
本当に勉強になります。ありがとうございます。
enu
2007/12/12 16:46
enuさん、コメントありがとうございます。
クリニックにお勤めのenuさんは、きっと、「後悔」している患者さんも、沢山ご覧になっていると思います。
やはり、やるだけの事はやろうと思います。
自己管理って、やってみると、決して「自分との戦い」ではないんですよ。
むしろ、新たな自分との「出会い」なんですね。
沢山の「気付き」もあります。
楽しみながら自己管理…。
こうありたいですよね…。
enuさん、また遊びに来てください。

PS:enuさんのブログ、リンクさせていただきます。ご都合が悪ければ、お申し出下さい。enuさんは「糖尿人」ではありませんが、病院サイドから、また、色々な情報いただけるとありがたいです。これからも、宜しくお願い致します。
sho
2007/12/12 22:55
こんばんわ。akiです。

行動心理学は、他のことにも
応用できそうですね。

記事読んでて色々
思いつきました。

ありがとうございます。

http://heruniatoubyou.livedoor.bizより
ヘルニア戦士 aki
2007/12/14 00:42
akiさん、おはようございます。
いちも、コメントありがとうございます。

これは、akiさんがトライしている「禁煙」にも、まるまる当てはまりそうですね…。

私は、かれこれ20数年前に「禁煙」を達成しました。今では、私の頭の中に「たばこ」という概念は存在しません。そうなるまでには、「禁煙」から3年くらいかかったかも知れません。

「カイゼン」は、トヨタの専売特許ではありません。今では、世界共通語です。お互い、日々、生活習慣を「カイゼン」していきましょう。
sho
2007/12/14 07:59

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