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zoom RSS 『カロリー制限食』の戦略

<<   作成日時 : 2007/12/20 11:23   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 2

通常、糖尿病と診断され、食事の改善指導を受ける場合、『カロリー制限食』の指導を受けると思います。

私自身、糖尿病の改善とコントロールには、「カロリー」が重要な要素なのだと、最近まで思っていました。

しかし、『糖質制限食』にたどり着いた現在、『カロリー制限食』に、いくつかの疑問が生じました。

キーワードは、『体重』と『糖質・タンパク質・脂質のバランス』です。

学術的な考察は医師に任せるとして、ここは患者として、実証的に考えてみたいと思います。

私が糖尿病と診断された当時は、『体重』は約70kg近くありました。
身長165cmで70kgは、明らかにメタボ体型です。
現在は、59.5kgプラスマイナス0.5kg、BMI21〜22で正常にコントロールできています。

『体重』は、『糖質制限食』に切り替えて、約1kg減となりましたが、それ以前でも、せいぜい60kgプラス2〜3kgでした。

ところが、糖尿病の判定重要数値であるヘモグロビンA1cは、必ずしも、『体重』とはリンクしていないのです。

ここ数年の、60kgプラス2〜3kgは、53歳という年齢を考えれば、まあまあの数値だと思います。
BMI値22〜23位でしょうか…。

カロリー計算を正確に行う事のできない私は、『体重』を重要な要素と捉え、上記の数値のキープを心がけていました。
ところが、A1cは一向に改善されず、それどころか悪化の一途を辿っていったのです。

その間、クスリも強化されました。

『カロリー』の収支バランスがとれていれば、太らないはずです。

糖尿病のコントロールに、『カロリー制限』、とりわけ『体重』コントロールが有効なのであれば、適正体重なのに、何故、悪化するのでしょうか?

糖尿病初期の方で、肥満傾向の方は、とりあえず減量することで数値も改善されると思います。

しかし、適正体重でも、なお悪化する私のような患者は、一体どうすれば良いのでしょうか。

『バランス』が悪いのでしょうか…?

『カロリー制限食』の適正バランスは、炭水化物50〜55%、脂肪20〜25%、タンパク質25〜30%とされています。

この『バランス』に、当たらずとも遠くない食事だったと思います。

当時、記録をつけていませんでしたので、「証拠」はありませんが(笑)。

『カロリー』が重要なのであれば、『糖質制限食』でも、一定のカロリーに抑えることは可能です。

要は、「低脂質」という事なのでしょう…。
それに対して、『糖質制限食』では、必然的に「高脂質」となります。

「脂肪」がどうなのかいう考察は、専門書に委ねます。

「高脂質」は、必然的にいうことであって、いくらなんでも、毎日毎食、脂っこいものばかりは食べられません。

ざっくりとですが、昼食だけは主食を摂っている私の栄養バランスは、糖質30〜35%、脂質30〜35%、タンパク質30〜35%…あたりかなとと考えています。

完全に主食を抜く『スパー糖質制限食』の方であっても、野菜由来の糖質や、調味料等で、17〜18%の炭水化物を摂取するということです。

50-55、20-25、25-30
30-35、30-35、30-35
数字を並べてみると、私には下段の方がバランス良く見えてしまいます(笑)。
(主観です。学術的考察ではありません)

私は、糖尿病コントロールの為の自己管理は、決して戦いではないと思っています。
これは、「新たな自分と出会う旅」です。

しかし、一生管理していかなければならない事も、事実です。

だとすれば、やはり、それなりの『戦略』を立てる必要があると思います。

我々の目的は何でしょう?

私は、合併症のリスク低減だと考えています。

そのためには、血糖値を下げる必要があります。

選択肢としては、インシュリン投与、薬服用、食事・運動による管理、または、それらの組み合わせという事になります。

また、血糖を下げることは、以下の三つに分類できます。

1.空腹時血糖を下げる
2.随時血糖(食後2時間)の血糖の最高値を抑える
3.1日の平均血糖を抑える

体重のコントロールは副次的なことであって、最も重要な事項は、やはり血糖のコントロールだと思います。

『カロリー制限食』によって、このように平均血糖の低下と、最高血糖の抑制が図れるのならば良いのですが、私の場合は、「自己血糖測定」が、炭水化物50〜55%のバランスでは、それは無理だと物語っています。

炭水化物(糖質)を摂れば、血糖値が上昇することは、誰でも承知しています。

どうも、『カロリー制限食』は、この血糖値対策という事にフォーカスしていないように思います。

体重管理と、糖尿病管理は、イコールではないと思います。

血糖値を管理すれば、A1cを改善できますが、体重を管理しても、A1cは改善されません。

『戦略』を立てる場合、まずは、その目的を明確にしなければなりません。

できれば薬無しでコントロールする事を目指す患者にとって、『カロリー制限食』の持つ『戦略』が見えてこないと思うのは、私だけでしょうか…。

(食事は、我々にとって最も重要な生活習慣です。それぞれ、ご自分に適合した療法で、糖尿病をコントロールして下さい。現在、『カロリー制限食』で、十分にコントロールできている方にとっては、それはベストな選択だと思います。)


















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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
私もカロリー制限食てよくわかりません。
一月に医師に宣告されカロリーと体重の指導を受けました。
食欲はなく泣きながらカロリー計算の勉強をした事を思い出します。
学生の時食品の勉強はしましたが、医師の指導に迷い自己測定をはじめたら気がつき、今はカロリー計算は適当です。
A1cは12.5%から5%台になりました。
小菊
2007/12/20 14:14
小菊さん、こんにちは。

『カロリー制限食』は、計算の難しさだけでなく、食生活の質の維持が難しいと思います。
その点、『糖質制限食』は、分かりやすく、たとえ外食であっても、コントロールがし易いですよね。

12.5⇒5台…素晴らしい!

私も、5台を目指して頑張ります。
sho
2007/12/21 16:02

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